数が増えていた(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月上旬、市内の池を巡りました。

淡水域のシギ類を探しますが…

私の知る水辺は、水深が深い所ばかりです。

結果、シギ類は空振りでした。

 

 

 

毎年、カイツブリが営巣する池に寄ります。

姿が見えないため、諦めかけた時でした。

 

「クルルルルルッ!」

 

カイツブリの鳴き声がします。

葦原の根元に潜んでいました。

何とか雛鳥を2羽確認できますが…

距離は100m以上なので、小さくパシャリ。


 

 

近くにはアオサギやチュウサギが居ます。

雛鳥が襲われない事を祈りました。

 

 

 

次は蓮池に向かいます。 

最盛期は過ぎましたが、まだ楽しめました。

ピンクの濃い花が、一番綺麗です。

 

 

 

 

数輪、白い蓮も交じっていました。

綺麗ですが、撮影の難易度は高いです。

晴天だと、白飛びしてしまいました。

 

 

 

 

カワセミを探しながら、池を一周します。

残留している白鳥たちを見つけました。

毎年ですが、この暑さは辛いはずです。

羽は純白ではなく、灰色を帯びていました。

 

 

 

 

こちらは左の翼を怪我した個体です。

丹念に羽を整えていました。

羽繕いに余念がありません。

 

 

 

 

ざっと見渡して、気付いた事があります。

昨年までは白鳥が4羽だったはずですが…

この日は白鳥を5羽確認しました。

 

 

 

内訳は、オオハクチョウが3羽とコハクチョウが2羽でした。

 

 

それ程大きくはない池です。

餌などの心配がありました。

地元の方が見守っているそうですが…

数が増える事に、懸念を抱いています。