6月下旬、北海道を訪れました。
目的は仕事でしたが…
合間に探鳥も楽しみます。
石狩川河口を散策しました。
到着早々、ノゴマとの出会いに興奮します。
しかし、最も見かけたのは別の野鳥でした。 
それはノビタキ♂です。
地元では渡りの時期限定の存在です。
夏は高原まで会いに行きました。
レンゲツツジやニッコウキスゲ…
色とりどりの花々と写します。
北海道でも花との撮影に挑戦しました。
…が、背の高い植物を好むノビタキです。
周囲の海浜植物は背が低く、困難でした。
枯れた葦や低木の枝に、よく止まります。
ノビタキ♀の姿もありました。
♂に比べて、大人しめな格好です。
今は繁殖期です。
本州では高原で、北海道では草原で。
それぞれ子育てに励んでいるはずでした。
♀を見かけるため、抱卵を終えたはずです。
周囲を探してみました。
ノビタキを追いかける陰がいます。
難なく、数羽の幼鳥を見つけました。
頭部が斑模様で、嘴がまだ黄色いです。
餌を強請っているようでした。
草原の至る所で、同様の光景を目にします。
散策路だと限られた場所にしか行けませんが…
動植物が保護されているので、安心しました。
開発のため、多くの自然が失われたと聞きます。
人間の発展にとって必要なのでしょうが…
可能な限り、保護と共栄を目指したいですね。
本日のMVP、ノビタキ♂。





