はまなすの丘公園①(ノゴマ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月下旬、北海道に行きました。

初日の午前はウトナイ湖畔を歩きます。

 

午後は仕事で、夜は懇親会でした。

久し振りに、強かに飲みます。

翌日、早朝から探鳥の予定でしたが…

案の定、寝過ごしました^^;

 

軽い二日酔いと寝不足に悩まされます。

当たり前ですが、飲み過ぎには注意ですね。

 

 

 

この日の探鳥地は石狩川河口でした。

はまなすの丘公園を中心に歩きます。

最初はビジターセンターに寄りました。

どんな野鳥が観察できるのか確認します。

 

 

 

石狩川河口は広大な砂丘海岸でした。

ハマナス、ハマエンドウ、ハマヒルガオ…

様々な海浜植物が群生していました。

この地域は、保護地区に指定されています。

 

 

 

公園入口にある木道から散策を始めました。

背の低い植物が多いので広範囲を見渡せます。

ノビタキ、ホオアカ、ヒバリ…

数々の草原性の野鳥が囀っています。

そんな中、初めて見る野鳥を探しました。

 

目と耳に神経を集中して木道を進むと…

散策開始10分で目的の野鳥を見つけます。

ノゴマ♂でした。

 

 

 

 

朱色の喉が美しいヒタキ科の鳥です。

白い眉斑と顎線もお洒落でした。

以前から憧れていた野鳥です。

ライファーでもありました。

存分に観察させてもらいます。

 

 

 

 

足環のある個体も多くいます。

複数が生息しているのが分かりました。

十数分おきに姿を見せてくれます。

 

 

 

 

♂は高い場所で囀っていました。

ノゴマは北海道で繁殖します。

♀の姿は全くありませんでした。

おそらく、抱卵しているのでしょう。

 

 

 

 

♂だけでしたが、簡単に見つかりました。

図鑑ではコルリやコマドリと並ぶ小鳥です。

もっと観察が難しい種だと思っていました。

それとも、北海道が特別なのでしょうか。

 

 

 

 

公園の入口で、最も頻回に見かけました。

静かに待っていると、傍に来てくれます。

ロープにとまった後、下の茂みに入りました。

近くに営巣場所があるのかもしれません。

邪魔にならないよう、距離をとりました。

 

 

 

 

『野原にいるコマドリ』が名前の由来です。

地元では、渡りの時期以外は出会えません。

北海道で探鳥したかった目的の1つでした。

 

この地では、他にも多くの野鳥に出会います。

北海道で最も充実した探鳥地でした。

4回に分けて紹介したいと思います。