6月下旬、北海道に行きました。
初日の午前はウトナイ湖畔を歩きます。
午後は仕事で、夜は懇親会でした。
久し振りに、強かに飲みます。
翌日、早朝から探鳥の予定でしたが…
案の定、寝過ごしました^^;
軽い二日酔いと寝不足に悩まされます。
当たり前ですが、飲み過ぎには注意ですね。
この日の探鳥地は石狩川河口でした。
はまなすの丘公園を中心に歩きます。
最初はビジターセンターに寄りました。
どんな野鳥が観察できるのか確認します。
石狩川河口は広大な砂丘海岸でした。
ハマナス、ハマエンドウ、ハマヒルガオ…
様々な海浜植物が群生していました。
この地域は、保護地区に指定されています。
公園入口にある木道から散策を始めました。
背の低い植物が多いので広範囲を見渡せます。
ノビタキ、ホオアカ、ヒバリ…
数々の草原性の野鳥が囀っています。
そんな中、初めて見る野鳥を探しました。
目と耳に神経を集中して木道を進むと…
散策開始10分で目的の野鳥を見つけます。
ノゴマ♂でした。
朱色の喉が美しいヒタキ科の鳥です。
白い眉斑と顎線もお洒落でした。
以前から憧れていた野鳥です。
ライファーでもありました。
存分に観察させてもらいます。
足環のある個体も多くいます。
複数が生息しているのが分かりました。
十数分おきに姿を見せてくれます。
♂は高い場所で囀っていました。
ノゴマは北海道で繁殖します。
♀の姿は全くありませんでした。
おそらく、抱卵しているのでしょう。
♂だけでしたが、簡単に見つかりました。
図鑑ではコルリやコマドリと並ぶ小鳥です。
もっと観察が難しい種だと思っていました。
それとも、北海道が特別なのでしょうか。
公園の入口で、最も頻回に見かけました。
静かに待っていると、傍に来てくれます。
ロープにとまった後、下の茂みに入りました。
近くに営巣場所があるのかもしれません。
邪魔にならないよう、距離をとりました。
『野原にいるコマドリ』が名前の由来です。
地元では、渡りの時期以外は出会えません。
北海道で探鳥したかった目的の1つでした。
この地では、他にも多くの野鳥に出会います。
北海道で最も充実した探鳥地でした。
4回に分けて紹介したいと思います。