ウトナイ湖サンクチュアリ➁(エゾアカゲラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月下旬、北海道に行きました。

ウトナイ湖サンクチュアリを散策します。

ネイチャーセンターは休館日でしたが…

センターの掲示板には野鳥情報がありました。

それを参考に、遊歩道を歩く事にします。

 

 

 

森林の中を進みました。

複数のアオジの囀りを耳にします。

餌を運ぶ♂に出会いました。

よく見ると、右足に銀色の足環があります。

おそらくは標識調査のためでしょう。

 

 

 

 

キビタキの姿もありました。

こちらは♀が餌を運んでいます。

近くに巣があるようでした。

雛鳥たちの賑やかな鳴き声が聴こえます。

姿は見えませんでした。

 

 

 

 

サンクチュアリには草原もあります。

湖畔に面しており、木が点在していました。

その1つに、オオジシギを見つけます。

左右の足には青と銀の足環がついていました。

 

 

 

 

水辺でもオオジシギの姿を見つけます。

先程とは異なる個体でした。

ジシギ類は皆、似た容姿をしています。

嘴の長さ、目の位置、羽根の模様…

図鑑と見比べながら識別しました。

 

 

 

 

再び、森林の中を歩きます。

アカゲラを何度か目にしました。

嘴には餌を運んでいます。

子育ての真っ最中なのでしょう。

 

 

 

 

正確には亜種エゾアカゲラです。

北海道に生息してるアカゲラです。

亜種アカゲラとの相違点を調べてみました。

 

①エゾの方が、腹部がより白い

➁エゾの方が、肩羽の白斑が広い

 

…らしいですが、よくわかりません。

何処で観察したかが重要なようです。

 

 

 

 

様々な種に出逢えました。

まさにバードサンクチュアリです。