ウトナイ湖サンクチュアリ①(ハシブトガラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月下旬の事です。

仕事の都合で、県外に行きました。

行き先は北海道札幌市です。

もちろん、鳥見の時間を確保しました。

目当ての野鳥を決め、効率良く巡る事にします。

3泊4日の旅程でした。




新潟→新千歳の始発の便に搭乗します。

久し振りの国内線に、若干戸惑いました。

一ヶ月前に席を予約したのですが…

機械操作だと、チェックイン出来ません。

搭乗直前なので、かなり焦ります。

 

結局、カウンターで受付が出来ました。

満席だと機械での受付が不可だと説明されます。

理由は、よくわかりませんでした。

 

 

 

小さな飛行機は満席でした。

窓側の席に案内されます。

天候も良く、眼下の景色もよく見えました。

途中、見覚えのある島を発見します。

山形県の飛島でした。

離島の探鳥地として有名です。

いつか訪れたい場所の1つでした。

 

 

 

 

搭乗時間は1時間です。

北海道は近いと感じました。

空港でレンタカーを借ります。

公共交通機関だと探鳥には不便でした。

簡単な手続きの後、道内を運転します。

仕事の時間までには、猶予がありました。

最寄りの探鳥地に立ち寄ります。

ウトナイ湖でした。

 

 

 

新千歳空港から車で30分程です。

ウトナイ湖畔にある遊歩道を歩きました。

日本野鳥の会のサンクチュアリがあります。

歴史は古く、日本初と記されていました。

曇り空の下、林の中を散策します。

 

 

 

散策路には野鳥の鳴き声が溢れていました。

センダイムシクイ、キビタキ、クロツグミ…

姿は見せませんが、沢山居ます。

 

 

撮影できたセンダイムシクイ。

 

 

 

散策路に出て来たクロツグミ♂。

 

 

 

一瞬、何の鳥か分からなかったクロツグミ♀。

 

 

 

北海道ならではの野鳥を探します。

小鳥の群れに出会いました。

コガラに似た小鳥が交じっています。

ハシブトガラだと思いました。

 

 

 

 

北海道に生息するカラ類です。

コガラに似ますが、識別は困難でした。

幼鳥らしいので、尚更でしたが…

ハシブトガラに違いありません!

(↑根拠なし)

 

 

 

 

もちろん、識別ポイントはあります。

嘴の形状、黒色部の光沢の有無…

比較が出来ないので、やはり難しいですが。

 

 

 

 

今回、目的の野鳥がいました。

コヨシキリ、ノゴマ、ギンザンマシコです。

旅程から海鳥は諦めました。

しかし、他にも魅力的な野鳥がいます。

クマゲラ、ヤマゲラ、シマエナガ…

 

その全てに出逢えたわけではありません。

数回にわけて、紹介を予定しています。