立山日帰り探鳥①(ライチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

 

 

 

雄山神社を背景にライチョウ♂を撮りました。

一昨年、初めて訪れた場所です。

その時は雄山の登山も目的でした。

雪の少なくなる7月を選びましたが…

今回は6月の訪問になります。

 

 

 

上の画像では背景の、山頂を拡大しました。

雄山神社峰本社がハッキリと見えます。

登ると2時間はかかる場所でした。

改めて、超望遠カメラの凄さを実感しました。

 

 

 

 

 

「そうだ、立山、行こう!」

 

そう思い至ったのは旅行2日前の事でした。

1日だけできた、休日を利用します。

日帰り旅行の弾丸ツアーとなりました。

前回の旅行記録が役に立ちます。

 

ライチョウの探鳥が主な目的でした。

また、初見のイワヒバリも探します。

始発のケーブルカーで富山側から向かいました。

 

曇り空ですが、ライチョウの探索には好条件です。

天候の悪い日ほど、警戒心が薄くなるのだとか。

雷が鳴る様な悪天候の時によく見かける鳥…

それが「雷鳥」の名前の由来なのだそうです。


到着早々、ライチョウを見つけました。

室堂ターミナルの傍で、ペアで過ごしています。

他の観光客に交じり、静かに撮影しました。

 

 

 

撮影していて、以前とは異なる事に気付きます。

♂の瞼にある赤い肉冠が大きいのです。

前回はほとんど目立たなかったのですが…

繁殖期のキジ♂と同じだと感じました。

 

 

 

比較のための、過去のブログです。

 

 

 

 

人間を恐れず、直ぐ近くまで寄って来ます。

スマホで撮る人が10人以上はいました。

望遠レンズのCMは、私も含めて数人です。

むしろ望遠レンズは不要な程でした。

活発に動くため、様々なシーンが撮れます。




雪の上をゆっくりと歩いていました。

白い毛に覆われた足指は、雪山仕様です。

 

 

 

 

植物の若芽を啄んでいました。

貪るでもなく、一口ずつ味わっています。

 

 

 

 

全体的に茶色い♀の姿もありました。

♂に比べて身を隠す事が多いです。

 

 

 

 

交尾のシーンも見る事が出来ました。

残念ながら、真後ろからでしたが…

十数秒の出来事です。

 

 

 

 

立山連峰を背景に、パシャリ。

 

 

 

惜しむらくは晴天ではなかった事です。

雨は降りませんが、一日中曇り空でした。

それでも、立山を目一杯堪能します。

後に確認すると2700枚以上撮っていました。

 

計3回に分けて紹介したいと思います。