鳴き声での識別(オオムシクイ?) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月上旬、朝の散策をしました。

暑くなりましたが、早朝は涼しいです。

出かける際の服装に迷いました。




自然公園の広場でスズメを見つけます。

賑やかなので、すぐにわかりました。

まだまだ幼さが抜けない顔立ちです。

 

 



少し離れた場所にスズメの成鳥が。

サクラの実を食べていました。 

沢山あった実が、かなり減ってます。

赤から赤紫に熟した実は美味しそうでした。

…サクランボを買って帰りたくなります。


 



林の中を散策中、茂みから飛び出す鳥が。

カワラヒワでした。

鈍い光沢を放つ羽が綺麗です。

 

 



紅葉の木にヒヨドリがとまりました。

新緑が背景だと、目に鮮やかです。


 



茂みの中から不思議な鳴き声がしました。


「ジジジッ…、ジジジッ…」


しばらく待つと、声の主が現れました。

ムシクイのようです。

 

 



頭部には頭央線はありません。

センダイムシクイではなさそうでした。

私にとっては識別難易度の高い相手です。

 



外見だけでは識別できません。

鳴き声から、候補を絞りました。

メボソムシクイかオオムシクイです。

Web動画を観るとオオムシクイに似ていました。




後日、再び同じ鳴き声を耳にします。

ただ、他のムシクイ類の鳴き声も聴きました。


「チヨチヨ、グィー」(センダイムシクイ)

「ヒー、ツー、キー」(エゾムシクイ)

「チョリチョリチョリ」(メボソムシクイ)


目も耳も頭も、混乱しそうです。