追走劇(サシバ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月上旬の事でした。

出勤前に自然公園を散策します。




色づき始めた紫陽花を見つけました。

優しい緑色の葉に、淡くて若い花(装飾花)。

私の一番好きな組み合わせです。


 



池の水面を泳ぐカモ達がいました。

ヒシの葉を掻き分けるのはマガモです。

親ガモ1羽、若ガモ6羽の構成でした。





以前に見かけた子ガモ達かもしれません。

その時は5羽でしたが、数が戻っています。

ただ、2週間程でここまで成長するのか?

もしかすると、別の家族なのかもしれません。

 

 



空が騒がしくりました。

サシバがカラスに追われています。

最近、よく見かける光景でした。

 

 



カラスに比してサシバは小さいです。

翼を広げると、尚更でした。





サシバの方が小回りが利きそうですが…

カラスは執拗に追い回します。

なかなか距離をとる事が困難でした。

近くに巣があるのかもしれません。





最後は両者とも林の奥に飛び去ります。

約1分間の追走劇でした。