信州探鳥③~乗鞍高原~(オオジシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

信州探鳥3日目の事です。

この日は乗鞍高原を散策しました。

ペンション周辺で野鳥を見つけます。

アカハラ、モズ、イカル、エナガ…

ジョウビタキの姿もありました。

 

 

 

本当は乗鞍岳でライチョウ狙いでしたが…

この時期、道路は雪で閉ざされていました。

開通は7月からとの事です。

下調べ不足でした。

前日に会ったCMさんに教えてもらいます。

 

 

 

代わりに、紹介して頂いた乗鞍高原へ。

ルリビタキが沢山居たとの事ですが…

残念ながら、全く出会いませんでした。

時期が異なっていたのかもしれません。

その代わり、思わぬ出逢いがありました。

 

 

 

朝、窓を開けながら運転をします。

高原の新鮮な空気を心地良く感じました。

そんな折、不思議な音を耳にします。

 

「ジジジー、ジジジー」

 

車を停めて、音の発信源を探しました。

早々に、枯れた白樺の天辺に見つけます。

オオジシギでした。

 

 

 

 

昨年、岐阜県の高原地で探した存在です。

同じ高原地、居ても不思議ではありません。

そう言えば、昨日のCMの言葉を思い出します。

 

「…高原で、ヤマシギを見つけたよ」

 

もしかして、オオジシギの事かもしれません。

嬉しい出逢いでした。

 

 

 

近くに散策路があります。

険しい道でしたが、裏側に回り込めました。

あいにくの撮影になりましたが…

一番近付けた瞬間でした。

 

 

 

 

散策路を歩いてルリビタキを探します。

前述の通り、全く姿はありません。

時折、イカルが飛んでいました。

モズを見かける回数が多かったです。

 

 

 

オオジシギの鳴き声はずっと続いていました。

ディスプレイフライトを期待しましたが…

30分程して、湿原に隠れてしまいました。

 

 

 

 

不意に、空が賑やかになります。

見上げると、燕の群れでした。

シルエットから、アマツバメと分かります。

30羽を超える群れは初めてでした。

 

 

 

 

2時間ほど滞在の後、高原地を後にします。

乗鞍高原には大きな滝が3つありました。

そのうちの2つを観光します。

滝に続く林の中で、カケスを見つけました。

5〜6羽で過ごしているようです。

木々に邪魔されますが、近付いてくれました。

 

 

 

 

3日間の信州探鳥旅行を終えます。

3日目は行き当たりばったりでしたが…

オオジシギやアマツバメを観察します。

有意義な週末を過ごしました。

 

 

 

【観察した野鳥】(順不同)

 

ホオジロ、ヤマガラ、エナガ、ジョウビタキ、

アカハラ、ヒヨドリ、イカル、キジバト、

モズ、シジュウカラ、カワガラス、ムクドリ、

ハシボソガラス、オオジシギ、マガモ、トビ、

カッコウ、カケス、コガラ、ノスリ

 

(声のみ)

ウグイス、ミソサザイ、センダイムシクイ、

ツツドリ、キビタキ、エゾムシクイ、キジ、

オオルリ



計20種(+8種)

 

 

【野生動物】

ニホンザル

 

 

 

🗻  🗻  🗻  🗻  🗻

 

 

 

〜おまけ〜

 

 

 

散策中、雪の残る大日岳・剣ヶ峰を望みました。

すると、雪山に点状の物体が移動しています。

画像右側、雪上に人影を見つけました。

 

 

 

 

超望遠レンズの望遠端で拡大してみました。

雪山登山、スキー等をしている方々です。

除雪された道を、バスと徒歩で移動したのでしょう。

皆、雪山用の完全装備の様相でした。

 

 

 

 

私も頑張れば、雪山探鳥ができたのかも。

…と考えましたが、体力的にも無理です。

やはり、ライチョウは別の機会にしました。