昨年とのシギチ比較(キアシシギ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月11日、市内の海岸に行きました。

春季のシギチをチェックします。

 

 

 

早々に、囀るヒバリを見つけました。

時に浜辺を歩くため、シギチと間違えます。

この日は行儀良く、草地で鳴いていました。

 

 

 

 

岩場に蠢く一団がいます。

ハマシギの群れでした。

皆、夏羽の装いです。

茶色い背中と黒い腹部がお洒落でした。

全部で9羽のようです。

 

 

 

 

砂浜でトウネンを見つけます。

まだ冬羽から移行中の個体でした。

 

 

 

 

左側に夏羽の個体が並びます。

見比べて差異を確認できました。

トウネンは合計3羽を確認します。

 

 

 

 

夕方、再び同じ海岸を散策しました。

 

「ピューイ、ピューイ!」

 

賑やかに鳴くシギを見つけます。

キアシシギでした。

 

 

 

 

今季、初見となります。

近くの岩場まで来てくれました。

逆光ですが、黄色い足がハッキリ写ります。

全部で3羽を確認しました。

 

 

 

 

まだシギチの到来があるかもしれません。

市内の初見日を、昨年と比べてみます。

 

 

令和5年

4/ 7  オオソリハシシギ

4/12 ハマシギ

4/13 オバシギ

4/30 ムナグロ

5/11 トウネン

5/14 キアシシギ

 

令和6年

3/31 オバシギ

4/ 5  ムナグロ

4/18 オオソリハシシギ

4/21 ハマシギ、ミヤコドリ

4/25 アオアシシギ

5/ 1  トウネン

5/ 9  ダイシャクシギ

5/11 キアシシギ

 

 

種類だけ見ると今年は豊作でした。

もっとも、個人的な記録です。

年により散策頻度も異なりました。

 

それでも、記録の比較は面白いです。