赤い鳥を探して(サシバ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

GW最終日の事です。

松之山に鳥見に行きました。

今年こそ、赤い鳥の撮影を目指します。

 

 

 

早朝、『美人林』に到着しました。

まだ暗い中、ブナ林を歩きます。

 

「キョロロロロロ〜」

 

時折、鳴き声が聴こえました。

姿を求め、高低差のある散策路を進みます。

最初に見つけたのは、黒い鳥でした。

暗所のため、SSを遅くしますが…

もっと黒い鳥として写りました。

 

 

 

 

黄色い鳥も見つけましたが…

やはり、撮影は困難でした。

 

 

一部だけ赤い鳥を見つけます。

腹部に縦斑がありました。

嬉しいですが、目指すはもっと赤い鳥です。

今回は鳴き声のみで、我慢となりました。

 

 

 

 

ブナ林を出て、明るい場所を歩きます。

所々で、フジの花が咲き乱れていました。

フジは他の木に巻き付いて成長しますが…

育つと、元の木を枯死させてしまうそうです。

 

 

 

 

田圃からオシドリのペアが飛び立ちました。

旋回した後、近くの樹木に落ち着きます。

不便そうな足で、器用にとまっていました。

オシドリは樹洞で営巣します。

木にとまるのは慣れっこなのでしょう。

 

 

 

 

人家の傍でツバメを多く見かけました。

異なるシルエットの燕も見つけます。

数羽のアマツバメでした。

時折、低い位置を飛翔します。

この後、小雨が降り始めました。

 

 

 

 

目の前を茶色い鳥が横切ります。

川辺にある木にとまりました。

鋭い鉤爪を持つサシバです。

 

 

 

 

枝を掴むのに適した足でした。

先程のオシドリとは異なります。

以前、この付近で営巣していました。

今年も子育てをするのかも。

 

 

 

目的の鳥は見つけられませんでしたが…

数を重ねてチャレンジする予定です。