渡りの時期(マミチャジナイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月下旬の事です。

早朝、自然公園を散策しました。 

 

 

 

園内の桜は散り始めています。

ヒヨドリの数は減りません。

桜の蜜以外にも、食べる物があるようでした。

イロハモミジの枝で、何かを食べています。

花なのか、虫なのか、…分かりません。

 

 

 

 

園路では、ホオジロ♂が盛んに囀ります。

♀とペアで過ごしていました。

昨年、繁殖していた場所です。

今年も営巣場所に選んだのかもしれません。

 

 

 

 

古い切り株に、キビタキ♂が止まりました。

鮮やかな黄色が眩しいです。

少なくとも3羽は飛来しているようでした。

 

 

 

 

ツグミ類が集まる場所を見つけました。

落ち葉の集積場所です。

シロハラが地面を掘って採餌していました。

 

 

 

 

その近くに、クロツグミ♀を見つけます。

暗くて分かりづらいですが…

腹部の黒斑と橙色を確認できました。

 

 

 

 

繁みの中で、動く影を見つけます。

最初、お腹を見てアカハラかと思いました。

…間違えました、マミチャジナイ♂です。

目の上下に走る、白い線を確認しました。

 

 

 

 

マミチャジナイは秋に戸隠で見かける野鳥です。

地元では珍しい存在でした。

渡りの時期は、稀な出会いに恵まれます。