3月上旬、シンガポールを旅行しました。
これは、備忘録を兼ねたその旅行記です。
色々と思い返しながら書き綴りました。
楽しさや嬉しさ、驚きや嘆きも記録します。
結果、2週間以上に及んでしまいました。
これが最終回になります。
私の旅行目的は探鳥でした。
最終日も、シンガポール植物園を歩きます。
入り口の傍では、雛を連れた鶏がいました。
正しくはセキショクヤケイです。
(Red Junglefowl)
私達が良く知るヒヨコに似ます。
違いは、くすんだ黄色の体に黒い過眼線でした。
画像の右端に母鳥の脚が写っています。
母鳥は、傍で雛たちを見守っていました。
目の前を黒い鳥が横切ります。
暗い林の中でしたが、観察は容易でした。
見晴らしの良い、枝の上に来てくれます。
シキチョウでした。
(Oriental Magpie-Robin)
綺麗な囀りも披露してくれます。
光が当たれば、光沢も出るはずですが…
背景は残念でしたが、邂逅に感謝します。
これが最後と思い、何枚も撮影しました。
その後、ガーデン・バイ・ザ・ベイにて。
再び、シキチョウに出会いました。
人を怖がらず、近くで観察させてくれます。
池の浅瀬で水浴びをしていました。
水滴が黒い体を滑り、飛沫(しぶき)ます。
水浴びの後は、羽を乾かしていました。
蒸し暑い中なので、気持ち良さそうです。
別の個体が現れました。
先程よりも幼い印象の個体です。
頭部の短い羽や、灰色の腹部が目立ちました。
もしかすると、若鳥なのかもしれません。
最初の個体と同様に水浴びをします。
もしかしたら、真似ていたのかもしれません。
不慣れなのか、上手に水を纏えませんでした。
試行錯誤の後、飛び去ります。
これが、この国での最期の野鳥撮影でした。
シンガポールは野鳥観察に適した国です。
沢山のライファーに会えましたが…
まだまだ、観察し足りません。
いつか再来したい国の1つです。
カメラ機材を持ち込んで正解でした。
昔、オーストラリア旅行の際は躊躇いましたが…
かなり重いものの、望み通りに撮れました。
【この地で観察した野鳥】(順不同)
カノコバト、ドバト、ジャワハッカ、
インドハッカ、キタカササギサイチョウ、
リュウキュウツバメ、ナンヨウショウビン、
チャノドコバシタイヨウチョウ、ミサゴ、
アオサギ、オナガサイホウチョウ、コサギ、
キバラタイヨウチョウ、メグロヒヨドリ、
マレーコゲラ、サンショウクイ、
ダルマインコ、セキショクヤケイ、
ミドリカラスモドキ、ズアカミユビゲラ、
コアオバト、オニカッコウ、ゴイサギ、
チョウショウバト、ルリノドハチクイ、
アカメヒヨドリ、ヒメカッコウ、
コウライウグイス、コサメビタキ、
ムシクイ?、イエスズメ、イエガラス、
シロハラクイナ、キゴシタイヨウチョウ、
シキチョウ、ムナオビオウギビタキ、
コクチョウ、コブハクチョウ、
アオショウビン、ヒメアマツバメ、
ブッポウソウ、アカガシラサギ、
ウオクイワシ、ホンセイインコ、
サトウチョウ
計45種
🏢 🕋 🕍 🏰 🏦
~旅行の小話⑯~
最期の小話は、ジュエル(Jewel)です。
チャンギ国際空港に併設された複合施設でした。
館内に様々な植物が生える巨大な建物です。
ブランド店、土産物屋、飲食店、遊び場…
様々な施設かひしめき合っていました。
入館は無料です(一部有料箇所あり)。
中央には滝が流れ落ちていました。
夜にはライトアップされて、とても綺麗です。
ライトの色もゆっくりと変化します。
ターミナル間を移動する列車が走っていました。
滝の流れは、地下でも確認できます。
滝壺を内部から眺めているかのようでした。
ガラス越しに、水の波紋が映っています。
飛行機を待つ間、全く退屈しません。
タイミング良く、光のショーも観れました。
プロジェクターで滝に模様が映し出されます。
滝に近付いたので、水飛沫がかかりましたが…
約5分間、幻想的な時間を過ごします。
まるで、夢のような時間でした。
シンガポール旅行の全体の所感です。
主に野鳥観察ですが…、久し振りの海外でした。
初めての国で、思う存分に過ごします。
時間が足りないとも思いましたが…
再び訪れたいとも思えました。
最後に…
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
旅行に際して、ネット情報が役に立ちました。
ネット上には野鳥を含めた旅行記が沢山あります。
私も、知り得た経験を記録する事にしました。
いつか、自分自身で読み返すのが楽しみです。
そして、誰かの何かに役に立てたら幸いです。