シンガポール探鳥記⑬(シロハラクイナ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

3日間、毎日探鳥します。

一番長く居たのはシンガポール植物園でした。

 

 

 

園内には、花壇や森林や湖沼があります。

散策できる水辺は複数ありました。

そのうちの1つで、見慣れぬサギを見つけます。

冬羽のアカガシラサギでした。

(Chinese Pond Heron)

 

 

 

私にとってはライファーです。

日本にも渡ってきますが、初めてでした。

夏羽が特に美しいそうです。

先日、千葉県で探しましたが、会えず…

シンガポールで念願を果たします。

 

 

 

周囲には他にもカメラマンがいました。

若い男性2人が撮影に加わります。

彼等に場所を譲り、周囲を歩きました。

 

 

 

メグロヒヨドリが眼前の低木に止まります。

生っていた小さい実を食べ始めました。

この実はリスの好物でもあるようです。

別の場所では、バナナリスも貪っていました。

 

 

 

 

先程の男性達が空を指さしています。

1羽の大きな猛禽が旋回していました。

ウオクイワシです。

(Grey-headed Fish Eagle)

 

 

 

ゆっくりと旋回を続けますが…

そのまま飛び去ってしました。

 

 

 

視線を水面に戻した時です。

大きめの赤い鳥を見つけました。

水辺の林に、飛び込んでいく姿です。

 

私の目にはアカショウビンだと映りました。

ただ、アオショウビンも赤色っぽい姿です。

どんどん自信が無くなってきました。

 

シンガポールにもアカショウビンがいます。

恐らくは、夏になると日本に渡るのでしょう。

稀ではあるものの観察は可能だそうです。

 

 

 

林の周囲で姿を探しますが、見つかりません。

先程の若い男性2人も探しているようです。

口笛で鳴き声の真似をしていました。

 

「ヒョロロロロ~」

 

やはり、アカショウビンだったようです。

鬱蒼と繁る林だったので、諦めました。

いつか、日本での再会に期待します。

 

【注】

後に鳴き声が似ている事を知りました。

実はアオショウビンだったのかも^^;

 

 

 

もう1羽、ライファーがいました。

何度か姿を見かけていた野鳥です。

いつも暗がりに居たので撮影困難でした。

ようやく、日の当たる場所に来てくれます。

シロハラクイナでした。

(White-breasted Waterhen)

 

 

 

 

奄美諸島や琉球諸島でも出会えるそうです。

白と黒が鮮やかなツートンカラーでした。

嘴の黄色と、その基部の赤がアクセントです。

同じクイナ科のバンに似ていました。

 

 

 

 

羽の手入れに勤しんでいる個体もいました。

尾羽を上げると、橙色の下尾筒が見えます。

見えない所まで、オシャレをしていました。

 

 

 

 

ナイフとフォーク  パン  コーヒー  パン  ナイフとフォーク

 

 

 

~旅行の小話⑬~

 

 

 

今回の旅行中、かなり歩きました。

相応のカロリーを消費します。

そのため、糖分補給は大切です。

 

 

 

家族とともに、甘いおやつを食べました。

カヤ・トースト(右上)とコピ(右下)です。

フレンチトースト(左下)も写っています。

 

 
 
 
トーストにはジャムとバターが挟んでありました。
カヤ・ジャムとはシンガポール伝統食です。
ココナッツミルクとパンダンリーフが原料でした。
フレンチトーストにかかっています。
それをコピという甘いコーヒーと共に頂きました。
 
半熟卵にカヤ・トーストを付けながら食べる…
それが、この国の朝食の定番なのだそうです。
 
コーヒーや朝食を提供する店が沢山ありました。
そんなお店を『コピティアム』と呼ぶのだとか。

 
奥さんはカヤ・ジャムを気に入ったようです。
お土産用に購入していました。
とても甘いのですが…
糖分は疲れた体に染み入りました。