シンガポールでの探鳥の続きです。
旅行最終日も、植物園を歩き回りました。
時折、上空を飛び交う鳥がいます。
アマツバメの仲間ようでした。
遠くて詳しい種は判りませんが…
尾羽の形から、推測します。
ヒメアマツバメのようでした。
(House Swift)
ヒメアマツバメ達を眺めていると…
異なる飛び方の野鳥を見つけました。
何処かで見た事があるような後ろ姿でした。
大きな翼に、青白い斑が確認できます。
ブッポウソウ(Oriental Dollarbird)でした。
初夏になると日本に飛来する野鳥です。
冬をシンガポールで過ごしているようです。
そのまま飛び去りますが、嬉しい発見でした。
園内の散策を続けました。
オウムバナの蜜を吸う鳥を見つけます。
キバラタイヨウチョウ♀でした。
まるで、花に頭を食べられているようです。
カメラマン達は育雛を観察中です。
前日に、作りかけの巣を見つけましたが…
この巣では、既に雛が育っていました。
数分毎に、親鳥が給餌しています。
他のカメラマンの邪魔にならないように…
私は遠くから撮影していました。
すると、私に気付いた方が手招きをします。
隣のスペースを空けてくれました。
お礼を述べて、利用させてもらいます。
10mもない距離でした。
給餌のために行き交う親鳥を撮ります。
♂も♀も一生懸命に育児をします。
普段は花の蜜を主食にしているそうですが…
雛鳥には動物性タンパク質が必要です。
餌として昆虫を与えていました。
一生懸命に開口する姿がとても可愛いです。
日本の野鳥の子育てと同じでした。
去り際に、雛の糞を持ち出すところも。
巣の中を清潔に保っていました。
結局、15分ほど留まる事にします。
数回にわたって、給餌を観察出来ました。
周囲に人も増えてきたため、撤収します。
十分に堪能させてもらいました。
📷 📸 📷 📸 📷
~旅行の小話⑫~
先程の話の補足です。
タイヨウチョウの巣を観察しました。
下の画像は、その時の状況です。