シンガポール探鳥記⑪(ミズオオトカゲ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

今回だけ、爬虫類が主役になります。

苦手な方はゴメンナサイ。

 

 

 

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

旅行最終日の朝を迎えます。

帰りの飛行機は、夜の便でした。

午前中を探鳥時間として確保します。

 

 

 

行き先に悩みました。

まだ行っていない場所にするか…

回り切れなかった場所にするか…

 

 

スンゲイブロウ湿地保護区が気になります。

ここでしか会えない野鳥も居そうでした。

ただ、距離がある上に交通の便が悪いです。

帰国当日なので、時間が心配でした。

 

 

結果、再びシンガポール植物に行きました。

回れなかった場所を散策する事にします。

前日は北側から散策しました。

今回は南側から公園に入ります。

 

 

 

最終日も蒸し暑い日でした。

散策開始当初はレンズが曇ります。

クイナらしき姿を発見しますが、撮れません。

恐らくはシロハラクイナのはずですが…

曇りが落ち着く頃には、去ってしまいました。

 

 

 

かわりに、大きな鳴き声が近付いてきます。

アオショウビンでした。

大きな嘴には、細長い獲物を咥えています。

何と、ムカデのようでした。

器用に嘴を動かして、飲み込みます。

 

 

 

 

水辺からは離れている場所でした。

日本のカワセミと異なり、森林性が高そうです。

もう少しだけ、近付いてみました。

どことなく、アカショウビンに似ています。

青と白のペンキをかけたかのようでした。

 

 

 

 

公園内では様々な鳴き声が聴こえます。

基本的には野鳥ですが、他の動物の事も。

リスや…、オオトカゲでした。

トカゲも鳴き声をもってます。

 

 

 

爬虫類と言えば、地を這うイメージです。

大きいモノとなれば、尚更でしたが…

初回の出逢いは樹から降りてくるところでした。

ミズオオトカゲ(Malayan Water Monitor)です。

 

 

 

 

 

樹の幹と一体化していました。

鋭い爪で体を支えながらゆっくり動きます。

樹上に仲間がいるらしく、鳴いていました。

「キュルルル」と可愛らしい声です。

 

 

 

体の大きさは1〜2mくらいでした。

臆病で大人しい性格らしく、安全です。

コモドドラゴンは凶暴なイメージがありますが…

ミズオオトカゲは優しげな顔立ちに見えました。

植物園では、一般的な存在です。

近くで観察する事が可能でした。

 

 

 

 

のそり、のそりと動きます。

2つに割れた長い舌を出し入れしていました。

我が家の女性陣は爬虫類好きです。

後に動画を見せたら歓声をあげていました。

 

 

 

 

園内の別の場所でも見つけます。

落ち葉をかき分けて、何かを探していました。

土の中の昆虫などを食べるのでしょう。

日本では見る事の出来ない光景でした。

 

 

 

花壇では小さなトカゲも見つけます。

小さいけれど、トサカを持っていました。

Changeable Lizardというそうです。

 

 

 

 

野鳥以外にも生き物は豊富でした。

植物園では蜂や蝶もよく見かけます。

今回は野鳥ばかり目で追ってしまいますが…

様々な生き物が、重要な役割を担っています。

 

 

 

🍺  🍺  🍺  🍺  🍺

 

 

 

~旅行の小話⑪~

 

 

 

旅の醍醐味の1つに御当地グルメがあります。

その国ならではの料理が楽しみでした。

シンガポールは多くの食文化が集まる国です。

中華系、マレー系、インド系…

『食』を楽しむには十分でした。

 

 

 

しかし、問題は価格です。

レストランでお洒落なディナーを頼むと…

円安の最中なので、ビックリする値段に。

可能な限り、懐に優しい店を選びました。

 

 

 

庶民の味方、ホーカーズの出番です。

『ホーカー』とは露天商や屋台の事です。

様々な料理を、お手頃な値段で楽しめました。

各々が好きな物を頼めるのも魅力です。

ホテルの傍にあったので、よく利用しました。

私が通ったのはラオパサのホーカーズです。

外観はこんな感じでした。

夜は通りが、青空ビアガーデンになります。

 

 
 
 
かつては路上に屋台が散らばっていたのだとか。
国は衛生面等に配慮し、店を一箇所に集めた…
それがホーカーズの始まりなのだそうです。
 
 
 
様々な料理があり、目移りします。
この夜はサテ(串焼き料理)を頼みました。
チンタオビールを飲みながら、料理を待ちます。
 
 
 
 
突然ですが、質問です。
中国語で「虾」を何だと思いますか?
因みに、「xiā(シャ)」と呼びます。
 
 
答えは、「海老(えび)」の事です。
私は別の物と勘違いしました。
「虾」を貝類だと誤認します。
理由は「蛤(はまぐり)」の字に似ていたから。
 
また、英語で「prawn」を御存じでしょうか?
これも、「海老(えび)」の事です。
海老は「shrimp」だけだと思い込んでいました。
 
そのため、私は漢字&英語で間違えます。
牛肉と貝類を頼んだつもりになってました。
料理の写真も何故か海老ではなくて…(←?)
 
 
 
注文した料理が出来上がります。
とても美味しそうですが…
完全に「海老」が焼きあがってました。
因みに、右の皿は焼きビーフンです。
 
 
 
 
旅行中、ちょいちょい失敗を重ねます。
致命的な事ではないはずですが…
家族には呆れられました。
 
それもまた、良い思い出です。
…私にとっては、ですが。