シンガポール探鳥記⑩(アオショウビン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

旅行2日目は、植物園を散策します。

 

 

 

タイヨウチョウの撮影に夢中になりました。

カラフルな小鳥は、見ていて飽きません。

しかし、同じ鳥ばかりでは勿体無いです。

他の場所へ移動する事にしました。

 

 

 

移動中、何処からか美しい囀りがします

オオルリの鳴き声に似ていました。

声の主を探してみると、容易に見つかります。

散策路の脇の杭に陣取っていました。

シキチョウです。

(Oriental Magpie-Robin)

 

 

 

 

シキチョウはオオルリの仲間です。

道理で鳴き声が似ているわけでした。

しばし、囀りに耳を傾けますが…

いつの間にか、姿が消えていました。

 

 

 

水辺の傍で、似た野鳥を見つけました。

ただ、尾羽を広げてとまっています。

良く観察したら、別の種でした。

ムナオビオウギビタキです。

(Malaysian Pied Fantail)

 

 

 

 

肝心の胸の帯は確認できませんでしたが…

特徴的な尾羽で識別しました。

現地だと一見では見間違えてしまいそうです。

画像を撮り、記録を残す事も大切ですね。

 

 

 

別行動中の家族から連絡がありました。

「湖に黒い白鳥が居たよ」

もちろん、現場に急行しようとします。

実際には他の野鳥で寄り道しましたが。。。

 

 

湖の畔では、黒い白鳥が羽繕い中でした。

コクチョウです。

(Black Swan)

 

 

 

全部で2羽を確認しました。

オーストラリアの固有種なのですが…

どうやら、餌を与えられているようです。

この公園で飼育されているようでした。

 

 

 

コクチョウを観察中の事でした。

水辺の柵から身を乗り出す女性がいます。

スマホを突き出して何かを撮影していました。

いったい、何を撮っていたのか気になります。

 

彼女の視線の先を探しました。

葉っぱに隠れた…、枝の先に見つけます。

アオショウビンでした。

(White-throated Kingfisher)

 

 

 

翼は青いのですが、正面だと目立ちません。

胸の白さと、体躯の赤茶色が目を引きます。

…アカショウビンとは名付けられませんね。

 

 

 

水面に近い、目線の高さです。

狩りの瞬間が見れるかもしれません。

しばらく、動向を見守りました。

 

 

シャクリをあげる動作を繰り返します。

カワセミの動きに似ていました。

次の瞬間、嘴の奥から何かが出て来ます。

ペリットでした。

 

 

 

 

慌てて連写しますが、間に合いません。

残念ながら、吐き出した後でした。

プリキャプチャー機能がほしいところです。

スッキリした表情が印象的でした。

 

 

 

 

…正面顔、何となくセミっぽいです。

 

 

 

🍚  🍜  🍚  🍜  🍚

 

 

 

〜旅行の小話⑩〜

 

 

 

午後、土産を探しにリトルインディアへ。

ここにはインド系のお店等が集まってました。

なかでも、ムスタファセンターが有名です。

4階建てかつ地下2階までの広さを誇ります。

土産物、食料、日用品…様々な品がありました。

土産物やお菓子コーナーは凄い混雑です。

私達も色々と購入しました。

 

 

 

こちらは即席麺の陳列棚の一部です。

トムヤムクンやラクサ等が並んでいました。

売場面積はこの3倍以上です、即席麺だけで。

 

 
 
 
米などの穀物コーナーもありました。
さすがに観光客はいません。
飲食店の方らしき人がまとめ買いしてました。
 
 
 
 
ムスタファセンターに入る際の事です。
警備員に、鞄のチャックを固定されました。
固定には結束バンドを用いています。
 

 
 
 
万引き防止のためのようでした。
購入後の買い物袋も固定する徹底ぶりです。
店を出る際に切断してもらえるのですが…
私はウッカリと忘れていました。
ホテルに帰室後に気付きます。
 
 
 
私と同じような人が沢山いるのでしょう。
店の周囲には結束バンドが沢山落ちてました。
ゴミのポイ捨ては禁止のはずですが…
そう言えば、信号を無視する人もいます。
 
 
 
ローカルルールがあるのかもしれません。
もちろん、観光客は基本的ルールを遵守です。