シンガポール探鳥記⑨(キゴシタイヨウチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

シンガポール植物園での探鳥の続きです。

1日で非常に多くの種を観察できました。

日本だと時期に渡りの季節を迎えますが…

ここにはまだまだ渡り鳥も滞在中です。

野鳥の天国でした。

 

 

 

花壇には様々な野鳥が来ます。

メグロヒヨドリもその1つでした。

 

 

 

 

タイヨウチョウ程ではないですが…

器用に花にとまり、蜜を吸います。

花壇は、さながらビュッフェ会場でした。

 

 

 

 

ひときわ目を引く野鳥が飛来します。

真紅の体は、絵画から飛び出たかのよう。 

キゴシタイヨウチョウ♂です。

(Crimson Sunbird)

 

 

 

 

こんなにも鮮やかな赤色は初めてでした。

クリムゾンとは明るくて濃い赤色です。

英名の由来にも頷けました。

和名の由来に首を傾げますが…

 

 

 

 

どうやら腰部が黄色いらしいです。

ただ、注目箇所が違うとしか思えません。

何というか、ピントのズレた名付けです。

 

 

 

後ろ姿の腰部に黄色い羽が有るようです。

コゲラ♂頭部の赤い羽なみに難しくて…
初見じゃわかりませんでした。
 
 
 
このキゴシタイヨウチョウ。
実はシンガポールの国鳥です。
日本でいうところのキジにあたります。

納得の美しさでした。

 

 

 

他の種に交じり、♀もいました。

こちらがキゴシタイヨウチョウ♀です。

 

 

 

 

タイヨウチョウ科の♀は識別が難しいのですが…

チャノドコバシ〜、は白い眉斑を有します。

キバラ〜、は黄色い腹部を有します。

キゴシ〜、はそのどちらでもない。

現地では、そんな点で識別していました。

 

 

 

実際は異なる種かもしれません。

タイヨウチョウは他にも種類があります。

Googleレンズで検索すると様々な種が候補に…

やはり、♂の姿が1番の参考になりました。

 

 

 

🚋  🚋  🚋  🚋  🚋

 

 

 

~旅行の小話⑨~

 

 

 

シンガポールでの移動手段についてです。

この国は公共交通機関が充実していました。

 

 

タクシーは日本よりも料金が安いです。

ただ、深夜などは割増料金に注意が必要でした。

また、駅などにタクシー乗り場がありますが…

スマホのアプリで呼ぶ方法もあるようです。

私には仕組みが複雑過ぎて、断念しました。

 

 

地下鉄(MRT)は主要エリアを網羅しています。

運転間隔も短く、それほど待たずに乗れました。

駅も番号で表記され、目的地も探しやすいです。

 

駅の改札口には切符売り場がありません。

クレジットカードのタッチ決済での精算でした。

タッチ決済が非対応のカードだと困ります。

プリペイド式カードを買う必要がありました。

 

 

 

シンガポールは清潔な国です。

ポイ捨て、唾吐き等に罰則があります。

指定された場所での飲食も禁止でした。

その場所の1つが、駅構内や乗り物の中です。

 

地下鉄の吊り革につかまっていた時の事でした。

車内での禁止事項の表示が目に留まります。

 

 
飲食禁止:罰金500S$(約5万5千円)
喫煙禁止:罰金1000S$(約11万円)
可燃物持込禁止:5000S$(約55万円)
(1S$≒110円、令和6年3月現在)
 
 
最後の「No durians」に笑いそうになります。
最初、臭い物の持ち込み禁止と思いましたが…
この国ではドリアンは普通に売られています。
罰金額の掲示が無いので冗談かと思いましたが…
 
 
ガムの持ち込みが罰金となる国です。
決してドリアンを電車内に持ち込まないように。