3月上旬、シンガポールを旅行しました。
深夜に到着し、翌朝から散策します。
短時間睡眠ですが、興奮が勝りました。
野鳥散策ならば、疲れは感じません。
パシール・リス公園で探鳥しました。
歩道を歩く鳩を見つけます。
日本のドバトと似ていました。
多分、同じ種だと思います。
その中に、 異なる鳩が交じっていました。
カノコバト(Spotted Dove)です。
ドバトよりも少しだけ小さいです。
以前、オーストラリアで見た事がありました。
生息域は広いようです。
遊歩道の脇、茂みの中に何がいました。
ゆっくりと中を覗いてみます。
黒い体、黄色い口笛、赤い目を確認しました。
オニカッコウ(Asian Koel)♂です。
囀る事もなく、静かに休息していました。
動きも無いため、遊歩道に戻る事にします。
少しでも多くの種を求めて、散策しました。
事前に、この公園の下調べをしていました。
フクロウとカワセミに出会えるとの事です。
水辺でカワセミを探しますが、会えません。
仕方なく、マングローブの林を徘徊します。
頭上から、大きな鳴き声が聴こえてきました。
「ケケケッ!ケケケッ!」
何の鳴き声だろうと思って視線をやると…
青と白の鳥が枝に止まっていました。
探していたカワセミが、すぐ傍にいます。
ナンヨウショウビンでした。
(Collared Kingfisher)
早朝、別の海辺で出会って以来です。
今回は結露や朝靄に邪魔されません。
すぐ傍に、もう1羽がいました。
全部で2羽、近くで観察させてくれます。
青い翼が美しい鳥でした。
日本のカワセミとは異なる魅力です。
広くて大きい嘴は存在感がありました。
早朝に出会った個体は、虫を咥えていました。
フライキャッチも得意なのかもしれません。
ここで気が付きますが、意外と大きいです。
ムクドリくらいの大きさはあるでしょうか。
鳴き声も日本のカワセミには全く似てません。
水辺よりも比較的高い木の枝にいるようです。
カワセミとは探し方が違う事を学びました。
シンガポールでの探鳥は、こんな調子でした。
今までの知識や経験が役に立ちませんが…
初心者に戻ったような新鮮な感動があります。
🍺 🍺 🍺 🍺 🍺
~旅行の小話⑤~
海外旅行中、いつもしている事があります。
それは普通のマーケットでの買い物でした。
日本には無い食材を見つけるのも楽しいです。
また、その国の日常が垣間見えるのも魅力です。
今回、面白いアルコール飲料を見つけました。
その名も『キングフィッシャービール』です。
バーダーの心をくすぐるイラストです(笑)
思わず購入してしまいました。
どうやら、インド産のビールのようです。
インドにもカワセミがいるのですね。
アルコール度数8%と日本より若干高めです。
因みに、アサヒスーパードライは5%です。
グラスにあけると綺麗な琥珀色の炭酸水が…
甘味と酸味のバランスがよいビールでした。
思った程にはアルコールの強さは感じません。
もっと買っておけばよかったです。
シンガポールはタイガービールが有名です。
もちろん、そちらも購入しましたが…
奥さんに飲まれてしまいました。
海外旅行では、ご当地ビールも外せません。