シンガポール探鳥記⑤(ナンヨウショウビン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

深夜に到着し、翌朝から散策します。

短時間睡眠ですが、興奮が勝りました。

野鳥散策ならば、疲れは感じません。

パシール・リス公園で探鳥しました。

 

 

 

歩道を歩く鳩を見つけます。

日本のドバトと似ていました。

多分、同じ種だと思います。

その中に、 異なる鳩が交じっていました。

カノコバト(Spotted Dove)です。

 

 

 

ドバトよりも少しだけ小さいです。

以前、オーストラリアで見た事がありました。

生息域は広いようです。

 

 

 

遊歩道の脇、茂みの中に何がいました。

ゆっくりと中を覗いてみます。

黒い体、黄色い口笛、赤い目を確認しました。 

オニカッコウ(Asian Koel)♂です。

囀る事もなく、静かに休息していました。

動きも無いため、遊歩道に戻る事にします。

少しでも多くの種を求めて、散策しました。

 

 

 

 

事前に、この公園の下調べをしていました。

フクロウとカワセミに出会えるとの事です。

水辺でカワセミを探しますが、会えません。

仕方なく、マングローブの林を徘徊します。

頭上から、大きな鳴き声が聴こえてきました。

 

「ケケケッ!ケケケッ!」

 

何の鳴き声だろうと思って視線をやると…

青と白の鳥が枝に止まっていました。

探していたカワセミが、すぐ傍にいます。

ナンヨウショウビンでした。

(Collared  Kingfisher)

 

 

 

 

早朝、別の海辺で出会って以来です。

今回は結露や朝靄に邪魔されません。

すぐ傍に、もう1羽がいました。

全部で2羽、近くで観察させてくれます。

 

 

 

 

青い翼が美しい鳥でした。

日本のカワセミとは異なる魅力です。

広くて大きい嘴は存在感がありました。

早朝に出会った個体は、虫を咥えていました。

フライキャッチも得意なのかもしれません。

 

 

 

ここで気が付きますが、意外と大きいです。

ムクドリくらいの大きさはあるでしょうか。

鳴き声も日本のカワセミには全く似てません。

水辺よりも比較的高い木の枝にいるようです。

カワセミとは探し方が違う事を学びました。

 

 

 

シンガポールでの探鳥は、こんな調子でした。

今までの知識や経験が役に立ちませんが…

初心者に戻ったような新鮮な感動があります。

 

 

 

🍺  🍺  🍺  🍺  🍺

 

 

 

~旅行の小話⑤~

 

 

 

海外旅行中、いつもしている事があります。

それは普通のマーケットでの買い物でした。

日本には無い食材を見つけるのも楽しいです。

また、その国の日常が垣間見えるのも魅力です。

 

 

今回、面白いアルコール飲料を見つけました。

その名も『キングフィッシャービール』です。

 

 

 

バーダーの心をくすぐるイラストです(笑)

思わず購入してしまいました。

どうやら、インド産のビールのようです。

インドにもカワセミがいるのですね。

 

 

 

アルコール度数8%と日本より若干高めです。

因みに、アサヒスーパードライは5%です。

グラスにあけると綺麗な琥珀色の炭酸水が…

甘味と酸味のバランスがよいビールでした。

思った程にはアルコールの強さは感じません。

もっと買っておけばよかったです。

 

 

 

 

シンガポールはタイガービールが有名です。

もちろん、そちらも購入しましたが…

奥さんに飲まれてしまいました。

 

海外旅行では、ご当地ビールも外せません。