シンガポール探鳥記⑥(チャノドコバシタイヨウチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行しました。

午前中、パシール・リス公園を散策します。

 

 

 

シンガポールでは至る所で鶏を見かけました。

市街地の小さな公園にも出没します。

セキショクヤケイ(Red Junglefowl)でした。

 

 

 

まるで放し飼いにされているかのようです。

英名の通り、ジャングルに住む野生の種です。

fowlとは肉や卵を生産する鳥を意味します。

ニワトリの原種と考えられているのだとか。

 

 

 

こちらはセキショクヤケイ♀です。

♂と外見が異なるのは、キジに似ています。

数羽ずつで行動していました。

 

 

 

 

♂と♀が別々に群れるのもキジに似ます。

♀の傍には、雛たちがいる事もありました。

まるで保護色のヒヨコです。

非常に可愛い存在でした。

 

 

 

 

こちらは、1羽だけ見つけた白い鳥です。

セキショクヤケイの群れに交じっていました。

ただのニワトリかもしれません。

勝手にハクショクカケイ(白色家鶏)と命名…

英名にするとWhite Housefowlでしょうか。

 

 

 

 

調べてみると、交雑種の問題があるのだとか。

純粋な野生種は絶滅の危機があるそうです。

 

 

 

この流れで、この話題はアレですが…

シンガポールでは鶏肉をよく食べました。

特に海南鶏飯(シンガポールチキンライス)。

ホーカーズという屋台街では必ず有りました。

シンガポールでは人気の料理です。

 

 

 

公園内のマングローブ林を散策しました。

木道が整備されており、とても歩き易いです。

木々の中に、小さな鳥を見つけました。

枝を縫うようにして、その姿を確認します。

チャノドコバシタイヨウチョウ♂でした。

(Brown-throated Sunbird)

 

 

 

 

早朝に出会っていますが、今回は至近距離です。

ただ、林の中なので暗いのが難点でした。

それでも、艶やかな光沢のある姿に感動します。

 

 

 

 

『茶色い喉』で『小さな嘴』な太陽鳥でした。

ただ、私が目を奪われたのは頸部周囲です。

工芸に用いられる螺鈿(らでん)のようでした。

まるで芸術品の様な輝きがあります。

短い時間でしたが、近くで観察出来ました。

 

 

 

 

くもり  くもり  雨  雨  雨  

 

 

 

~旅行の小話⑥~

 

 

 

探鳥を終え、お昼頃に家族と合流しました。

ホーカーズという屋台街で昼食を済ませます。

安くて様々な料理が楽しめ、重宝しました。

 

 

午後の予定を話し合います。

「シンガポールらしい所へ…」と意見が一致。

皆でマーライオン公園に向かいました。

 

 

ゆっくりと街並みを見学しながら向かいます。

ユニークな建築物、広場などを眺めました。

公園に到着する頃には夕方になります。

マーライオンとマリーナベイサンズです。

 

 

 

せっかくの背景に、暗雲が迫っていました。

数分後、土砂降りの雨に降られます。

幸いにもレンズ等はホテルに置いてきました。

持参した折り畳み傘で凌ぎますが…

とても観光の気分にはなれません。

 

 

 

近くにはエスプラネード橋がありました。

その橋の下に、豪雨を避けて非難します。

他の観光客も集まるため、凄い人口密度でした。

 

 

 

SFファームマートという売店を見つけます。

果汁入りのシェイクがとても美味しそうでした。

喉が渇いたので、それぞれ好物を注文します。

左からブルーベリー、アップル、アボガド。

 

 
 
とても美味しくてビックリします。
皆、各々が選んだのが1番だと主張しますが…
私はアップル味が断トツお勧めです。