可愛いけれど猛禽(ノスリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

 1月下旬の事です。

市内で野鳥散策をしました。



最初に海岸を歩いてみます。

風はありませんが、寒い日でした。

釣人も疎らで、浜辺にはいません。

かわりに、カモメ類が休んでいました。 

奥と左はセグロカモメ。

右はオオセグロカモメ。

中央は…、オオセグロカモメ若鳥でしょうか。


 


ウミネコを含め、定番の3種でした。

いつも、稀なカモメ類を期待してしまいます。

根気よく通う必要がありそうです。




駐車場ではツグミを見かけます。

単独でしたが、後日数羽に増えていました。

普通種ですが、いつも通り会えると安心します。

 



運転中、電柱などに猛禽を見つける事があります。

停車が難しい事が多いため、普段は諦めますが…

この日は、丁度良いスペースを見つけました。

少し離れた場所から、観察します。

窓を開け、車内から撮りました。

ノスリです。


 


距離をとったつもりですが、凝視されました。

それでも、つぶらな瞳が可愛い猛禽です。

農耕地の電柱に、よく見かけました。




私は可愛いと思いますが、もちろん猛禽です。

主にネズミ等を捕食しますが…


先日、浜辺でカワウを食べていました。

直接襲ったのか、奪ったのか等はわかりません。

内蔵を中心に喰い荒らしていて…

それまでのイメージが壊れた瞬間です。

嗉嚢(そのう)がとても膨らんでいました。

画像は『アレ』でしたので、自粛します。





しばらく待ちますが、動きは殆どありません。

短気な私は、移動することにしました。

エンジン音に驚いたのか、飛び去ります。

結果的に邪魔をしてしまいました。



雪が少ないうちに狩りをするのでしょう。

成功を祈ります。