海辺での地鳴き(ホオジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月中旬、市内の海岸を散策しました。

 

 

いつもの浜辺では、出逢いがありません。

散策場所を変えることにしました。

岩場の多い海辺で、クロサギを見つけます。

陽の当たりの影響下、灰色の鷺に見えました。

 

 

 

あまり警戒されず、接近してくれます。

ただ、岩場の陰に隠れてしまい出て来ません。

諦めて帰る事にしました。

 

 

 

駐車場に戻って来た時の事です。

近くの草むらから、スズメが飛び出しました。

「チュン、チュン」

「チチチッ、チチチッ」

よく見ると、別の種が交っています。

ホオジロでした。

 

 

 

まだ若鳥なのでしょう。

黒い部分が淡く、どことなく幼げな印象です。

 

 

 

一緒にいたスズメも、若鳥なのでしょう。

まだ嘴の基部が黄色いです。

スズメの若鳥たちは群れで冬を過ごします。

雪国の冬を越せたら、1人前と呼べそうです。

 

 

 

ホオジロの地鳴きを聴く機会が増えました。

同じホオジロ属のアオジやクロジも来るはず。

徐々に、冬季の野鳥相に移行しています。