緑色の中で(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月16日、愛知県で鳥見をしました。

場所は一宮市の国営木曾三川138タワーパークです。

何故「138」なのか不思議に思っていましたが…

一宮(イチノミヤ)市の語呂合わせのようです。

シンボルタワーの高さもは138mなのだとか。。。

 

 

ここでは、季節毎に様々な花が楽しめます。

散策した時は、ネモフィラが見頃でした。

 

 

 

二色の鯉のぼりも見頃です。

無数の鯉が風になびく姿は壮観でした。

タワーから見下ろすと何かの絵になるそうです。

 

 

 

野鳥を探して歩く中で、大きな蝶を見つけました。

ナミアゲハです。

 

 

 

柑橘系の木に産卵していました。

翅の表も裏も、とても美しい蝶です。

意外に腹部が大きい事に気付きました。

地元ではキアゲハの方をよく見かけます。

 

 

 

肝心の野鳥はというと…

カワラヒワやヒヨドリ、シジュウカラがいました。

夏鳥を探しますが、なかなか見つかりません。

ようやく黄色っぽい鳥を見つけました。

キビタキかと思ったら、アトリでした。

 

 

 

樹はトウカエデという種類のようです。

小さな花を咲かせていました。

アトリは、その間を縫うように移動します。

小さな昆虫を食べていたようでした。

同じ樹に数羽が群れているようです。

 

 

 

アトリは冬鳥なので、じきに北上するはずです。

枯れ木に止まる姿の方が馴染みがありますが…

緑色の中で見つけるのは、新鮮でした。