2月上旬、渡良瀬遊水地の探鳥記録です(最終回)。
探鳥2日目の朝、河原にて見つけました。
春を告げる鳥、ヒバリです。
「揚げ雲雀」ではないものの、綺麗な鳴き声でした。
昼間は遊水地の中で探鳥しました。
焼け野原では、カラスなどを見つけます。
人工巣塔では、コウノトリが巣を作っていました。
部分的に焼けた場所も散策してみます。
この場所は立ち入り禁止ではありません。
ここでも多くの種を見つけます。
ヒヨドリが群れで水を飲んでいました。
水辺で、順番に周囲を警戒しています。
焼けた葦原には、ツグミやムクドリが居ました。
カワラヒワやホオジロは、残った葦にとまります。
タヒバリにも、久し振りに出会えました。
焼けた跡地でも、野鳥の活動は活発でした。
このタヒバリは、他の種と喧嘩します。
ムクドリやツグミが逃げていきました。
セキレイ科の鳥は気性が荒いと思います。
浅瀬には、コガモが群れていました。
水際の窪地で、タシギらしき姿も見かけます。
上空では、カラスがトビを追い回していました。
焼けていない場所で、スズメ達が餌を探します。
2日間かけて、遊水地とその周辺を散策しました。
コミミズクには会えませんでしたが、ハイイロチュウヒとコチョウゲンボウを初めて観察できます。
野鳥にとって葦原が重要な場所だと気付かされます。
初めての場所ですが、有意義な鳥見旅行でした。
【観察できた野鳥】(順不同)
コウノトリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
キジ、カケス、スズメ、カワラヒワ、アオジ、
ホオジロ、オオジュリン、カシラダカ、シメ、
ベニマシコ、タヒバリ、ハクセキレイ、
セグロセキレイ、ジョウビタキ、ルリビタキ、
ツグミ、シロハラ、ウグイス、シジュウカラ、
メジロ、ヒバリ、コゲラ、アオゲラ、アカゲラ、
モズ、タシギ、タゲリ、オオバン、ダイサギ、
アオサギ、カイツブリ、カワウ、ミコアイサ、
ホシハジロ、マガモ、コガモ、カルガモ、
オカヨシガモ、マガン、ヒシクイ、ドバト、
キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、チョウゲンボウ、
コチョウゲンボウ、ノスリ、ミサゴ、チュウヒ、
ハイイロチュウヒ、トビ、(オジロワシ?)
計54種+?