日本で一番大きなワシ(オオワシ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月下旬、滋賀県に行きました。

湖北地域にある、山本山に向かいます。

目的はオオワシの観察でした。

 

 

オオワシは、日本で一番大きい猛禽なのだそうです。

全長は88~102㎝、翼開長は220~250㎝。

極東地域に生息し、冬季に北海道などに渡来します。

毎年、滋賀県の山本山にも訪れるそうです。

今季で25年目、2代目の♀なのだどか。

『山本山のおばあちゃん』の愛称で呼ばれています。

推定で30歳なのだそうです。。。

 

 

まず、湖北野鳥センターに立ち寄りました。

入館料は200円で、同日なら何度でも入館可能です。

オオワシについての情報を仕入れました。

設置されていたスコープでも観察が可能です。

 

今日、会える!

 

意気込んで、山本山の麓に向かて歩きます。

センターからは、徒歩で10分以上かかりました。

途中、ツグミやホオジロなどを見かけます。

所々、寄り道しながら向かいました。

 

 

 

山本山の麓には、多くのカメラマンがいました。

カメラの先を探しますが、オオワシは見えません。

どうやら、死角になる場所に居たようです。

周囲の方々の動向を見ながら、場所を移動しました。

移動した先にも、多くのカメラマンがいます。

数えてみると、38名はいました。

 

 

ようやく、オオワシの止まり木を確認できます。

念願の初撮りは、とても小さく写りました。

かなりのトリミングが必要です。

 

 

 

とりあえずの目的を果たせました。

が、ほとんど動きがありません。

途中、トビが周囲を飛び回ります。

オオワシは意に介していないようでした。

 

 

 

観察を始めてから、20分が経ちました。

時折、小雪が吹き付けます。

気の短い私は、早々に退屈し始めました。

湖岸のカモ類を撮りに行こうと思っていると…

 

 

オオワシが飛び立ちました。

大きく旋回しながら、琵琶湖の方に飛んでいきます。

可能な限りの撮影を試みますが、豆粒ほどの大きさでした。

 

 

 

カメラを設定していましたが、上手く撮れません。

次回に向けて、調整を行います。

都合良くトビが傍に来てくれた。

練習台にさせてもらいます。

 

 

 

10分経つ頃に、オオワシが戻ってきました。

戻ってくる時は順光になるので、好条件です。

それでも、思うように撮れません。

 

 

 

上の画像は、一番近くを飛翔した時のものです。

9~12時の滞在時間中に4回は飛びました。

 

次回に続きます。