秋の山本山高原にて(鷹柱) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3連休の最終日、9月25日の事です。

23日~24日は曇&雨だったので、鳥見はお預けでした。

しかし、25日はとても良い天気です。

早朝から、市内の海岸や自然公園に出かけました。

 

 

ウミネコやミサゴ、ヤマガラやイカル…

様々な野鳥に出会えましたが、撮影はイマイチでした。

ミサゴで思い出したのですが、今年はまだ鷹の渡りを見ていません。

小千谷市にある、山本山高原までプチ遠征しました。

 

 

車ならば1時間ほどで到着します。

9時頃でしたが、山頂にある展望台は既に多くの人で賑わっていました。

どうやら、野鳥の会の観察会が開かれていたようです。

 

 

 

その中に混ぜて頂きました。

北側を望むと、秋晴れの空に雄大な景色が…

この景色の中を、ポツリポツリと鷹が渡って行くのです。

 

 

 

しばらく眺めていると、様々な鷹が飛んで来ました。

かなり拡大しないと確認できない程の距離です。

教えてくれた方々に感謝つつ、必死にカメラを向けました。

 

 

ゆったりと飛ぶ、ハチクマ。

 

 

小さくて素早く旋回する、ツミ。

 

 

全体的に丸っこくて白っぽい、ノスリ。

 

 

他にもサシバを数多く観察しました。

変わり種として、ハシボソガラスやカワウなどの野鳥も飛びます。

北に向かっていたので、南へ渡るのではなさそうでした。

 

 

観察会の方々の話では、9時前に100羽以上が渡って行ったそうです。

早朝の方が上昇気流が強くないため、低空飛行になるのだとか。

間近で見たければ、もっと早くに来るべきだったかもしれません。

 

 

それでも、この日は念願の鷹柱を見る事が出来ました。

かなり遠くでしたが、双眼鏡でもバッチリ確認できます。

数えられる限りでは、全部で19羽の鷹柱です。

 

 

 

鷹柱全体を写そうとすると、何とも味気ないのですが、それでも鷹柱です。

この他にも、7~12羽の鷹柱が何度も出来上がりました。

 

 

11時までの観察会にお邪魔させて頂きました。

せっかくなので、傍にある蕎麦畑にも寄ります。

 

 

緩やかな斜面に、沢山の白い蕎麦の花が咲いていました。

 

 

丁度、見頃だったようです。

 

 

歩道の傍で、ススキが風に揺れていました。

日に照らされて、微かに光って見えます。

 

 

鷹の渡りは、曇りや雨の日が続いた後の晴れた日が狙い目です。

25日は、その条件が揃った非常に良い日でした。

今度は、早朝から出かけて近距離での撮影を試みたいです。