黄色い花咲く霧ヶ峰②(ノビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月16日、霧ヶ峰高原を散策しました。

一面のニッコウキスゲを見に、たくさんの観光客が集まります。

私は野鳥が主な目的でしたが、同様のカメラマンも数多くいました。

 

 

霧ヶ峰高原では、ノビタキを見かける事が多かったです。

ちょうど巣立ちの時期だったらしく、幼鳥の姿もありました。

頭部の線状の模様が特徴的です。

 

 

幼鳥は3~4羽の小集団で過ごしていました。

シシウドにとまる姿も愛らしかったです。

 

 

ノビタキ♂が、忙しそうに餌を捕まえては幼鳥に運んでいました。

高原には蜘蛛や昆虫類が多く、餌には困らないようです。

 

 

ニッコウキスゲの咲く場所でも、ノビタキを見つけました。

なかなか姿を見せてくれないので、出待ちするカメラマンも数多くいます。

私と同様に、花と鳥を目当てにしていたのでしょう。

 

 

最初に撮った1枚は、丘の下から見上げる形になりました。

ニッコウキスゲに付いている大量のアブラムシが何とも…^^;

 

 

そのため、丘の上から見下ろす場所に移りました。

空抜けを回避でき、多少はアブラムシも目立たなくなります。

 

 

ここでも餌探しに勤しむノビタキ♂を見つけました。

どうせならばアブラムシを食べてくれると嬉しいのですが、餌には小さすぎるのでしょう。

 

 

ノビタキは、地元では春と秋の渡り時期に見る事ができます。

渡りの時期になると、市内のポイントに何度も出向いて探していました。

霧ヶ峰高原では夏に安定して観察することができるようです。

また、ノビタキの幼鳥も見る事ができました。