嬉しい事です(キアシシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月9日、市内の海岸を散策しました。

前日の夕方、この場所でキアシシギを見かけました。

改めてじっくり観察したくなったので、再訪します。

 

 

到着早々、水辺でピチピチと跳ねている2匹の小魚を見つけました。

イワシ(カタクチイワシ?)の幼魚でしょうか。

波に乗って、打ち上げられてしまった様でした。

 

 

 

以前、ブロ友さんの記事で、「魚を直接触ると、魚が火傷してしまう」とありました。

直接触らないように、周辺の砂や小石ごと拾い上げて海に戻します。

2匹とも元気に泳ぎ去っていきました。

よく見ると、小魚の群れが波打ち際を泳いでいました。

無事、群れに戻れたのだと思いたいです。

 

 

そんな浜辺から、沖合の岩場を観察します。

早々に目的のキアシシギを見つけました。

肝心の黄色い足は見えませんが、特徴的な胸部の波状の横斑がハッキリ見えます。

 

 

 

岩場で、なにやら獲物を突いている姿も見かけました。

どうやら、先程のように打ち上った小魚を食べているようでした。

キアシシギにとっては大物なのか、苦労しているようです。

目を細めながら、ようやく飲み込みました。

 

 

 

なおも観察していると、キアシシギの手前に1回り小さな野鳥を見つけました。

 

 

 

夏羽のトウネンです。

頭部が赤っぽく換羽していました。

そういえば、野鳥の夏羽は、黒や赤に変化する事が多い気がします。

私には分かりませんが、何か理由があるのでしょうか。

 

 

 

この日に観察できたのは、キアシシギ2羽、トウネン2羽、コチドリ2羽、シロチドリ1羽でした。

市内でも、春のシギチが到来して賑やかです。

 

 

 

後日の事ですが、キアシシギよりも大きなシギチも観察できました。

最近、久し振りであったり、個人的に珍しい野鳥の観察が続いています。

そのため、紹介する時期が1週間ほどズレた状態が続いてしまい、なかなか修正できません。

嬉しい事です。