雪、緑、そして…枝(トラツグミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月16日(日)の事です。

天気はイマイチでしたが、この日も市内の自然公園に散策に行きました。

先日見つけたトラツグミが目的ですが、あわよくば他の野鳥も見つけるつもりでした。

 

 

前日ほどではないものの、やはり雪道を歩く事になります。

いつもの小川ので、鳥の影を見つけました。

 

 

 

 

シロハラです。

尾羽を突き上げ、面白い姿勢をしていました。

タイミングよく、雲間から朝日が差し込みます。

毎年、この公園では数羽を確認しますが、今季はなかなか撮影するチャンスがありませんでした。

私的には、貴重な出会いです。

 

なおも散策を続けると、目的の鳥を見つける事が出来ました。

今年は同じ日に異なる場所で何度か見かけるので、何羽も来ているのかもしれません。

 

 

 

 

小川の傍にある岩場で、雪と緑を一緒に写す事が出来ました。

ただし、右手前の枝が邪魔です。

もう少し位置を変えて撮影したかったのですが、足場が悪いので断念しました。

「モデルさん、もう少し左に移動を…」と電波(?)を送りますが、飛び去ってしまいます。

 

この日、他にもアトリやアカゲラに出会えました。

写真の出来はイマイチだったので、割愛します。

 

 

ついでに市内の海岸まで足を延ばしてみました。

いつもの面々のヒドリガモ、ウミネコ、セグロカモメ、カワウがいます。

珍しい種としては、ヒメウやハジロカイツブリを見かけました。

もっとも、波間に隠れてしまい撮影は不能でした。

 

 

 

 

この場での一番の収穫は、シギ類の群れがいた事でした。

嘴が下向きだったので、ハマシギ(冬羽)だと思います。

数えてみたら、全部で22羽でした。

風が強くなってきたので、この日の鳥見を終えることにします。

 

 

この場所で、鳥見をしていたご夫婦と少しお話しさせてもらいました。

ご夫婦で野鳥観察が出来るなんて、素敵だと思います。

先日、コクガンやシノリガモを見かけたと伺いました。

何度か足を運べば、出会うチャンスがあるかもしれません。