氷結した池で(マガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月15日の事です。

天気の良い午前中に、マイフィールドで野鳥散策をしました。

この日はキセキレイやトラツグミ、アトリやキクイタダキとの出会いがありました。

少しずつ曇ってきたため、大潟水と森公園を後にして帰る事にします。

最後に、近所の朝日池に立ち寄る事にしました。

 

 

 

 

朝日池の半分くらいが氷に覆われていました。

氷結していない水面に、数多くのマガモが群れています。

遠くにはオナガガモも確認できました。

いつもならばハクチョウやマガンがいますが、この日はカモ類だけしかいません。

ミコアイサやカワアイサもいませんでした。

 

 

 

 

氷上にもマガモの群れしかいません。

氷には、ガモの重さを支えられる程度の厚みがあるようです。

 

 

池全体を眺めていると、遠くから大きな群れがやって来るのに気付きました。

双眼鏡で確認した後、急いで望遠カメラに持ち替えます。

ハクガンの群れでした。

 

 

 

マガンなどが混じらない、純なハクガンだけの群れです。

全部で200羽以上はいました。

北から飛来し、朝日池の東側を通過して南へ飛び去ってしまいます。

先日見かけたハクガンが、まだ滞在してくれているのだと思います。

 

 

周辺の田圃でマガンの群れを見つけました。

別の場所で、コハクチョウの群れも確認できました。

 

 

 

大部分の田圃は雪に覆われていましたが、刈り取り後に再び伸びた稲が残る場所で採餌しています。

全身が黒っぽいマガンは、比較的簡単に見つけられました。

一方で、白いコハクチョウは傍を通るまで気付けません。

出来ればハクガンも見つけたかったのですが、コハクチョウと同様に発見難易度が高く、諦めました。

 

 

除雪されていたとはいえ、知らない道を走行するのには神経を使います。

たまに行き止まりもあるため、気が抜けません。

雪道は、車でも徒歩でも十分な注意が必要ですね。