市内の白鳥の来る池で鳥見をした続きです。
この日は寒く、足元も悪いので、池の周囲の散策は諦めました。
代わりに、駐車場付近の水辺をウロウロします。
ここでは、10mもない近距離でコガモを観察する事が出来ました。
彼らも餌をもらえる、安全な場所と認識しているのでしょう。
コガモの翼鏡は緑色ですが、差し色として鮮やかでした。
脇の縞模様(波状斑)を見ていると、目が回りそうです。
♂の頭部にネイティブアメリカンな印象を持ってしまうのは、私だけでしょうか?
また、胴体に比べて頭部が小さいので、コガモは相対的に小顔だと思います。
突然、ブルブルと羽を震わせ始めます。
意外と首が細かったので、オシドリの♂みたいに感じます。
最後に、首を後方に反らして胸を張るように大きく伸びをしていました。
体がとても柔らかそうです。
コガモの♀は、お淑やかに水面を漂います。
近すぎてフレームからはみ出てしまいました。
一見すると地味なコガモの♀ですが、じっくりと観察すると美人さんでした。
カモ類の♀は特徴が少ない(目立たない)ので、1枚の写真からでは判別が難しいです。
中でも、コガモの♀は大きさから予想がつきやすいので、比較的容易な方だと思います。
大きさの比較対象がいないと、自信はありませんが。