小顔な(コガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内の白鳥の来る池で鳥見をした続きです。

この日は寒く、足元も悪いので、池の周囲の散策は諦めました。

代わりに、駐車場付近の水辺をウロウロします。

 

ここでは、10mもない近距離でコガモを観察する事が出来ました。

彼らも餌をもらえる、安全な場所と認識しているのでしょう。

 

 

 

コガモの翼鏡は緑色ですが、差し色として鮮やかでした。

脇の縞模様(波状斑)を見ていると、目が回りそうです。

♂の頭部にネイティブアメリカンな印象を持ってしまうのは、私だけでしょうか?

また、胴体に比べて頭部が小さいので、コガモは相対的に小顔だと思います。

 

 

突然、ブルブルと羽を震わせ始めます。

意外と首が細かったので、オシドリの♂みたいに感じます。

 

 

 

最後に、首を後方に反らして胸を張るように大きく伸びをしていました。

体がとても柔らかそうです。

 

 

 

コガモの♀は、お淑やかに水面を漂います。

近すぎてフレームからはみ出てしまいました。

 

 

 

一見すると地味なコガモの♀ですが、じっくりと観察すると美人さんでした。

カモ類の♀は特徴が少ない(目立たない)ので、1枚の写真からでは判別が難しいです。

中でも、コガモの♀は大きさから予想がつきやすいので、比較的容易な方だと思います。

大きさの比較対象がいないと、自信はありませんが。