雪や雨など、天気の悪い日は散策する気になれません。
そんな日は、過去に撮った画像の整理をしています。
昨年末に訪れた愛知県での画像を見て、気付いた事がありました。
その日は朝から冷え込んでおり、散策に行った公園の小さな池は凍っていました。
池というよりも、夏に子供達が水遊びをする場所の様です。
1組の老夫婦がカメラを構えていました。
後ろからそっと覗かせてもらうと、水たまりに群がる鳥を撮影しています。
小さいけれど水が流れている場所があり、そこだけは凍結を免れていました。
ツグミやヒヨドリが喉を潤していました。
人気が少なかったためか、徐々に野鳥の数や種類が増えていきます。
シメの群れも加わりました。
近くにある気には、カワラヒワが自分達の順番を待っていました。
数は多くても、小さな体では追い払われてしまうのでしょう。
木に止まっていた野鳥の中には、今季初見のイカルの姿もありました。
枝に隠れていましたが、ジッと水場を眺めています。
警戒心が強いのか、大分時間をかけてから水場に降りてきました。
他の野鳥達は比較的仲良く水場を共有していましたが、イカルだけは独占してしまいます。
水を飲むだけでなく、水浴びもしていました。
野鳥にとって、水は大切です。
しばらく水場の野鳥達を観察していましたが、トイレに行きたくなりました。
すぐ傍に公園のトイレがありましたが、何と便器の水も凍っていました。
もちろん、水は流れません。
仕方なく、他のトイレを探す羽目に…
戻って来た時には、野鳥達は皆飛び去っていました。
…人間にとっても、水は大切です。
「気付いた事」についてですが、下の画像(トリミングしたもの)になります。
中央右のシメを写そうとした写真ですが、中央にいるツグミの色が淡い気がします。
ピントがずれているため、淡く見えているだけかもしれません。
ツグミによっては体色にも個体差が大きいのだとか。
ただ、もしかしたらハチジョウツグミではないかなと思っています。
他の画像を見返してみましたが、この1枚だけにしか写っていませんでした。
現場では、もっと注意深く観察しないといけません。