群れない(ハチジョウツグミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

冬によく出会うツグミですが、まれにハチジョウツグミという亜種を見かけることがあるそうです。

2月初め頃、そんなハチジョウツグミを見つけました。

 

最初は、薄茶色~橙色の明るい色をした、ムクドリくらいの大きさの鳥がいると感じました。

ジョウビタキ♀にしては大きすぎると思いましたが、カメラで確認して気付きました。

 

 

だいぶ離れていたので画像は少し不鮮明ですが、首から腹部にかけての橙色が特徴です。

雪の残る林の辺縁で、地面を素早く歩いたり、枝に飛び乗ったりと忙しそうです。

 

知識としてハチジョウツグミは知っていましたが、初めて見ました。

じっくりと観察したかったのですが、徐々に離れて行ってしまいます。

ついて行きたかったのですが、こちらは積雪のため思うように歩けません。

撮影の邪魔になる枝も多く、良い位置での写真も諦めました。

林の中に去り行くのを、名残惜しいですが見送りました。

 

 

慰めに来てくれたのか、ツグミの群れがやってきました。

全部で17羽でした。

 

 

ハチジョウツグミは、ツグミとは群れないのかもしれません。

比較的近くにいましたが、別行動をとっていました。

 

また出会いたいですが、その日ばかりの野鳥観察です。

新たな出会いや発見を楽しみに、バードウォッチングを続けたいです。