近くの(オオバン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

再び、上越市にある朝日池に行きました。

少し雨模様でしたが、徐々に風が出てきて雨雲を晴らしてくれます。

池の北側には、薄っすらと雪の積もる米山(よねやま)の頂上が見えました。

 

 

 

 

そんな米山方面から、いくつものオオヒシクイやマガンの集団がやって来ました。

池の周囲を飛び回りながら、徐々に高度を落として池の中央に着水します。

傍を飛んでくれたのは、オオヒシクイでした。

 

 

 

 

その日、池の周囲では10人くらいの観察者がフィールドスコープ等を覗いていました。

駐車している車には、県内ナンバーの他に北関東のナンバーもあります。

やはり、この池は探鳥地として有名なのでしょう。

 

 

池の中央に群れるオオヒシクイやマガンは、数は多くてもなかなかハッキリとした写真が撮れません。

そんな時は、近くに来てくれる水鳥に狙いを変えます。

この日は、オオバンが近くに寄って来てくれました。

 

 

 

 

水中に沈んでいる水草の根っ子を食んでいました。

オオバンは、水の中でも陸の上でも餌を採る事が出来ます。

水陸両用の凄いヤツです。

そういえば、大空を飛んでいる姿はあまりみかけません。

飛ぶのは得意ではないのかもしれませんね。

 

 

今日の標語

         『遠くの雁(がん)より、近くの鷭(ばん)』