市内の海岸で面白い物を見つけました。
大きな流木に、ビッシリと貝が付着しています。
それにしても、こんな大きな流木がよくも流れ着いたものだと思いました。
波の力は凄いですね。
付着している貝はエボシガイです。
エボシガイは、流木や船底に付着して海を漂います。
名前の由来は、貝の形が烏帽子に似ているためだとか。
まだ微かに生きているのか、指で触ると茶色い柄部がウゾウゾと蠢いていました。
この貝を餌として食べていた野鳥を見かけました。
カモメ類の若鳥(第1回冬羽)だと思います。
流木の陰に隠れながら、エボシガイを突いて食べていました。
しばらく観察していると、もう1羽のカモメ類がやって来ます。
画像の奥にいる先程のカモメ類の若鳥に似ていますが、嘴の形状や色が異なります。
ともにウミネコかセグロカモメだと思うのですが、最近購入したカモメ図鑑で見比べても分かりません。
ベテランの方でも判別は難しいのだとか。
・・・今回は(も?)、諦めました。
別の流木にもエボシガイが付着しており、ハシブトガラスが食べていました。
カモメ類に比べると、カラス類の方が判別しやすいです。