水辺の青い宝石(カワセミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内にある自然公園の池で、水鳥の観察をしました。

天気はそれほど悪くはないのですが、寒さのためか訪れる人が殆どいません。

 

 

30羽以上はいるカルガモも、のんびりと水辺で寛いでいました。

そのうちの1羽が、欠伸をするかの様に、頻繁に口を大きく開けます。

意外と嘴の内側がギザギザになっているのが、印象的でした。

 

 

 

 

そんなカルガモに比べて、警戒心の強いのがカイツブリです。

神経質そうにこちらを見つめ、かなり遠い距離でも逃げ始めてしまいました。

よく潜水もするため、居ないと思っていた場所に突然現れる事もあります。

 

 

 

 

カイツブリに次いで警戒心の強かったのは、カワウでした。

4羽が杭の上で翼を広げていたところ、1羽だけが水面に滑り降ります。

しばらくは悠々と泳いでいましたが、突如として羽ばたきながら駆け出し、飛び去ってしまいました。

残りの3羽は、のんびりと翼を乾かしています。

逃げ去ってしまう基準が分かりません。

 

 

 

 

そんなカワウ達のいた木の杭の傍らで、青い宝石を見つけました。

 

 

 

 

カワセミ♂です。

この池では、久し振りの出会いでした。

時折、「ピー」と鋭く鳴きながら、水面の上を飛びまわります。

狩りの瞬間を見る事が出来るかも知れないと、期待しながら観察しました。

 

 

 

 

上空を気にしているようです。

先程、ノスリらしき猛禽の姿を見かけたので、それを警戒していたのかもしれません。

5分程、滞在した後に池の端にある葦原に姿を消してしまいました。

 

 

カルガモ

カイツブリ

カワウ

カワセミ

 

 

水辺で出会える、「カ」行の野鳥達でした。

 

 

 

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~おまけ~

 

帰り道、枯れ木に妙な物体が張り付いてました。

拳くらいの大きさで、ブヨブヨとしています。

キノコに詳しくはないのですが、まるでキクラゲのようでした。

(コメント欄より、山鰍さんにハナビラニカワタケと教えて頂きました)