鳴き真似(モズ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月28日、市内の散策に出かけました。

午前中は晴れ、という天気予報を信じて。

 

 

車で移動中、突然の雨に降られます。

鳥見に行くか否かを悩んでいたところ、綺麗な虹が出ている事に気付きました。

 

 

 

 

上の画像では、右に主虹、左に副虹がうっすらと見えました。

虹は2本でワンセットなのだそうです。

 

 

 

 

赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫。

私は虹を上記の7色と認識しています。

ふと気になって調べてみると、日本的には「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」の7色なのだそうです。

海外では虹は6色や5色とする国もあり、色の数に違いがあるのだとか。

 

 

そんな虹を撮影しているうちに、雨は徐々に勢いがなくなりました。

目的地である自然公園に着く頃には、完全に雨は止みます。

 

 

公園での散策を開始して間もなく、林の中から「ケケケッ」と鳥の鳴き声が聴こえます。

なんとなくツグミ類の声に似ていると感じ、その姿を探しました。

しばらくして、声の主を見つけました。

 

 

 

 

モズ♂です。

いつもの聞き慣れた「ギチギチ」といった高鳴きとは異なりました。

モズ(百舌)は他の鳥の鳴き真似上手として有名です。

 

 

 

 

この日、公園内でツグミ類の姿を見つける事は出来ませんでした。

毎年冬には、園内に生えている柿の木にヒヨドリやツグミがやってきます。

今年の柿の実の成りはまずまずの様子でしたが、食べに来るのは雪が積もり始める頃です。

もう半月後くらいが狙い目かもしれません。