『社長になる人に知っておいて欲しいこと』(松下幸之助)の中で述者は
長所ばかり見て、短所を見るということが薄いと、やはり失敗する場合もあります。
だから、適当に短所にも目気をつけないといかんのですけれども、まあ四分六でしょうかな。
長所に六分、短所に四分、目のつく人なら、だいたい人は使えると思います。
と述べています。
私は人を指導接するときに長所を伸ばすのと、短所を改善する指導をするのとでは、どういったバランスで臨むのが良いのかずっと悩んでいました。
長所六、短所四と教えていただき、何かすっきりした気持ちになりました。
この極意は人と接するときにも比率を知っておくといろいろな場面で役立つのではないでしょうか。