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読書で幸せをみつけましょう

『社長になる人に知っておいて欲しいこと』(松下幸之助)の中で述者は

長所ばかり見て、短所を見るということが薄いと、やはり失敗する場合もあります。

だから、適当に短所にも目気をつけないといかんのですけれども、まあ四分六でしょうかな。

長所に六分、短所に四分、目のつく人なら、だいたい人は使えると思います。


と述べています。

私は人を指導接するときに長所を伸ばすのと、短所を改善する指導をするのとでは、どういったバランスで臨むのが良いのかずっと悩んでいました。


長所六、短所四と教えていただき、何かすっきりした気持ちになりました。

この極意は人と接するときにも比率を知っておくといろいろな場面で役立つのではないでしょうか。

 

 

 

『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン)の中で著者は

時間やエネルギーを他人に奪いとられないためには、頑丈な塀をたてるしかない。

ただし、頼み事をされるたびに塀を立てるのでは間に合わない。

ゆずれない線をあらじめ明確に引き、不用意に入ってこられないようにしておいたほうがいい。


と述べています。

私は著者ののべているような状況となっていましたが、どのように回避すべきかわからず、苦慮しておりましたので、頑丈な塀とたてる事ができないかあれこれ考えてみました。

そこで方法を思いつき、思い切って実践したところとても効果がありました。

大切な時間、大切なエネルギーを奪われずに済む事が可能だった事にとても驚きを感じております。

エッセンシャル思考はとても優れた思考だと身をもって感じました。

 

 




 

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(眞邊 明人)の中で著者は

家康は意図的に当時の〝領土を拡大して成長する〟ことを止めた、世界でも稀に見る異質なリーダーであった。 

と述べています。


265年年続いた江戸幕府ですが、考えてみると領土の拡大を止める事を行ったリーダーはとても異質です。

現在でも戦争の原因は領土を拡大する事でおきる事が多い気がします。

そう考えると江戸時代は、争いごとも少なかったでしょうし、さまざまな文化が発展したのもうなずけます。

徳川家康はとても優秀なかただったのでしょう。

 

 

『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』(ドリー・クラーク)

の中で著者は
 
うまくいかなかったときは「これはダメだったけれど、ほかの方法を試してみよう」と言える強さが必要だ。

成功するかどうかは、打席に立つ回数で決まるといっても過言ではない。  


と述べています。

成功を私の中で定義すると、自分が成功したと思えると成功したといえます。

そう考えると、とにかくすばやく、ちいさく、打席に立つ回数を増やす事で、方向をつかんでゆく事ができ、方向を見定めてからさらに打席に立っていゆくことで、自分が成功したと思える状況を作りだせる確率が高くなるはずです。

私の中では、楽しいと感じて、さらに幸せと感じていながらも、お金にも困らない状況を作りだす事ができれば、成功と感じられます。

その為には、いろんなかたがたと弱いつながりで良いので、つながり、事例をたくさんお聞きしてゆく中で、自分もたくさん打席にたち、またさらに交流をしてゆく環境を大切にしたいです。

その中から成功したと感じてゆける事を目指します。

 

 

『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)の中で著者は

証明マインドセットを持つ人は、自分の能力の証明に焦点を当て、エネルギーを注いでいます。

すなわち、人に自分の能力を見せつけ認めさせようとしているのです。

別の言い方をすると、自分は「すごい」と感じたい、そう見せたい、そしてそう言われたいと思っています。


と述べています。

ごくまれと思いますが、証明マインドセットを持つ人はいます。

最初はその事になかなか気がつきませんし、そう感じるまでかなりの時間が必要です。

そういった人がその特性が出ると、連携等してゆく中ではかなり精神的にダメージを受けてしまいます。

できる限り距離をおく必要があると思います。

たとえば、相手の意見に反対する場合でも、非対立的な方法で意見を述べるように心がけたり、「あなたの意見も理解できますが、私はこう考えます」といった表現をつかったり、自分の意見や感情を適切に伝えたり、相手に対して敬意を持ちながら、自分の立場を明確にし相手に対して適切な境界線を設定してゆこうと考えています。

なかなか対応がむずかしいですが、所属長の協力等も得ながら粘り強く対応してゆきます。