『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』(ハイディ・グラント・ハルバーソン)の中で著者は
証明マインドセットを持つ人は、自分の能力の証明に焦点を当て、エネルギーを注いでいます。
すなわち、人に自分の能力を見せつけ認めさせようとしているのです。
別の言い方をすると、自分は「すごい」と感じたい、そう見せたい、そしてそう言われたいと思っています。
と述べています。
ごくまれと思いますが、証明マインドセットを持つ人はいます。
最初はその事になかなか気がつきませんし、そう感じるまでかなりの時間が必要です。
そういった人がその特性が出ると、連携等してゆく中ではかなり精神的にダメージを受けてしまいます。
できる限り距離をおく必要があると思います。
たとえば、相手の意見に反対する場合でも、非対立的な方法で意見を述べるように心がけたり、「あなたの意見も理解できますが、私はこう考えます」といった表現をつかったり、自分の意見や感情を適切に伝えたり、相手に対して敬意を持ちながら、自分の立場を明確にし相手に対して適切な境界線を設定してゆこうと考えています。
なかなか対応がむずかしいですが、所属長の協力等も得ながら粘り強く対応してゆきます。