『人生うまくいく人の感情リセット術』(樺沢紫苑)の中で著者は
厳しいハードルを超えた瞬間は、より多くのドーパミンが分泌されるので、大きな成長を生む瞬間です。
苦しいときは、「伸びシロ」にいる証拠。
「苦しい」を越えることで、飛躍的な成長があなたを待っているのです。
と述べています。
苦しいときって、本当に心が折れそうになります。
先が見えず、「もうやめたい」と思ってしまう瞬間もあると思います。
著者は、そんな苦しさこそが実は大きな成長の入り口だと教えてくれています。
厳しいハードルを乗り越えた瞬間には、脳から大量のドーパミンが分泌され、それが次の成長を一気に加速させる。
つまり、「もう無理」と感じているそのときこそ、眠っている伸びしろが顔を出している瞬間です。
思い返せば、これまでの人生でも、苦しかった時期ほど後から「自分が一回り大きくなった」と実感する場面があったのではないでしょうか。
たとえば、仕事で大きな壁にぶつかったときや、新しいチャレンジを始めたとき。
あのときのしんどさがあったからこそ、今の自分がある。
そんな経験は誰にでもあるはずです。
その苦しさは、未来に飛躍するためのチャンスではないでしょうか。
状況にもよりますが、逃げずに一歩踏みとどまってみることで、今は見えない景色が、少しずつ見える事もあるのだと思います。