これまでにも─、
このブログで、ちょくちょく述べさせていただいてはいるが、
私も、一男、一女の二児の子を持つ親となり、
かつては─、
Sサイズのおしめが、まるで力士のまわしのごとく、
体に余っていた我が子たちも、
いつしか─、
二足歩行を始め、人語を解し、今年の4月には、
おかげさまで下の長女も晴れて就学と相成った。
この約十年間の時間の流れというものは、
十代や二十代の頃とは、まるで異なり、
( そう、経験者の誰もが口を揃えてこう言う。
「 あっという間 」だと… )
あたかも─、
三倍速くらいの早回しのスピードで、
時が流れて来たかのような印象は否めない。
そんな─、
親の感慨をよそに、我が子たちは私の幼少期には有り得なかった、
「ネット」なるものを当然のように使いこなし、
毎晩、明日の天候をチェックし、YouTube で、お気に入りの動画
( 長男は電車、長女は女子の定番、リカちゃん!) を視聴する毎日なのだが、
こんなデジタル全盛の時代にあっても、子供の遊びには、
依然、折り紙、あやとり、けん玉、木ゴマなどは健在のようだ。
この子たちには、一体どんな将来が、
待ち受けているのだろうかと思い悩まずにはいられないが…、
親に反発しつつも、結局は両親 ( 特に父親 ) の影響を受けて、
育って行った私の十代の頃のように、
この子たちも ( 特に長男 )、良くも悪くも、
我々、親の影響を多分に受けて育って行くことになるのだろう。
ちなみに─、
私の父は電子機器を扱うエンジニアで、
雑然とした作業場で、薄汚れた作業服を着て、
はんだゴテを片手に、何やらややこしそうな回路を、
組み立てていたことを記憶している。
その姿が、十代の多感な少年には、いまいち、
クールには映らず ( むしろ、どちらかと言うと野暮!?)、
何かあると電子工作キットなどをあてがって来る父に、
辟易したものだったが…、
おりしも時代はパソコンが台頭して来た 1990 年代半ば。
空調の効いたオフィスでスーツに身を包み、
システム設計やコーディングなるものに取り組む姿が、
いかにも洗練された最先端の職業のようにも思え、
父への反発も相まって、私はソフトウェアの分野へと、
進むことになるわけだが、今にして思えば "同類" だったのだと分かる。
もちろん─、
それで後悔したなどと言っているわけではない。
むしろ─、
それが血というものだ。
何やら─、
聞くところによると 2020 年より小学校でも、
プログラミング教育が必須化されるとのこと!
相変わらず行政の政策には、時間がかかるものだと、
感じずにはいられないが…、
そうなったらなったで、ソフトウェア開発を生業にして来た私が、
教えてやれることは少なからず出て来るだろう。
目的を達成するためのアルゴリズムを考案し、
そのプロセスを構造化していく手法は、
プログラミングのみならず、人生の様々な場面においても、
思考の手助けとなってくれるはずだ。
また─、
その後、オブジェクト指向の概念へと足を踏み入れ、
その大きな特徴の1つ「 多態性 」を理解すれば、
多方向へと分岐し複雑化する処理の流れを、
ものの見事に消し去り、
シームレスな一本のラインへと収束させる、
先哲たちの知恵に畏敬の念を抱くかも知れない。
そして─、
ぜひとも付け加えておきたいのは~(!?)、
↑↑↑「 いいね!」と思っていただけたら、こちらもクリックしてもらえると嬉しいです!
↑↑↑「 いいね!」と思っていただけたら、こちらもクリックしてもらえると嬉しいです!
@NETBUSINESS_MSGさんをフォロー
Tweet #NBM
( 次回へつづく... )
『 かつてピアノの師が私に語った、学生諸君への目からうろこの教え 』