自分も大学を卒業後、ソフトウェア業界に入り、
その道一筋で、今日までやって来たが、
幸か不幸か職場は三つほど変わり、
その過程でプラスの評価もマイナスの評価も受けて来た。
いつだったか─、
私の下についていた後輩たちがクライアント先に出向いた際、
随分と先方から好評価を得たようで、
「 きっと君の普段からの指導が良いんだろう 」
と営業部長から思わぬ、お褒めの言葉をいただいた…。
( いや、とりたてて何もしてないんですが、これホント、
謙遜でもなんでもなくて… [汗] )
そうかと思えば─、
結構、大きなシステムの開発を終え、自分としては満足のいくかたちで、
年度末を迎えることができた、ある年などは、
どういうわけか─、
マイナスの査定を食らった。その理由は今もって謎なのだが、
どうやら上司によると…、
私が優先させた事案と、
上司の優先事項との間にはズレがあったようだ。
しかしだ─(!)
仮にそうだとしても、この年に完成させたシステムは、
そのマイナスを補って余りあるものがあるぞ!
百歩譲ったとしてもプラマイゼロにはなるはずだ!?
と抗議はしたものの、その上司の "天秤" では違ったらしい…。
そうかと思えば─、
ある年などは、相次ぐ仕様変更や不具合修正で開発作業が遅々として進まず、
悶々とした面持ちで迎えた年度末だったのだが、
そんな時は、あっさりと「 よく頑張ってくれている 」などと言われ、
拍子抜けした記憶がある。
まったくもって、人の評価というものは分からないものだ。
『 情熱プログラマー 』という著書の中で、
著者の Chad Fowler 氏も述べているが、
とかく─、
人間が行う評価において客観性などというものは有り得ない。
そのことを身をもって学んで来た。
そして─、
厄介なことに、上手く行かない時というのは、
何をやっても上手く行かないものだ。
もちろん─、
普段から自助努力を怠らないことは重要だが、
そうだとしても─、
それだけではどうにもならない事態というものも、
それなりの歳月、仕事に取り組んで来れば少なからず遭遇する。
そう─、
「 男にはな、何をやってもダメという時がある。
そういう時、男はな黙って、ただ寝てればいいんだ。」
( 宇宙海賊キャプテンハーロック )
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