かつてピアノの師が私に語った、学生諸君への目からうろこの教え | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 二児の父親となったプログラマーが、たまには、いっぱしに父親みたいな講釈を垂れてみる!?』



そして─、



ぜひとも付け加えておきたいのは、
収益を上げる仕組みについてだ。



昨今のネットの発達により、収益を上げる仕組みは、
随分とお手軽なものになった。( もちろん良い意味で… )






従って─、



そう遠くない将来、子供や学生でも、いっぱしにビジネスなるものを、
やってのける人間は、この日本においても少なからず出て来るだろう。



日本においては依然「お金」の話というのは、
卑しいものとして、



あまり大っぴらに語るべきものではない ( ましてや小学校で!)、
という風潮が大勢を占めているようにも思うが、



収益を上げる能力も IT スキルの1つだ!






しかし─、



確かにあまり最初から、ビジネスだの、
市場のニーズだのといったことに意識を向け過ぎるのもよくない。



これからバイエルを始めようという初学者に対し、



「 聴衆のことをもっとよく考えて!」



などと指導するピアノ教師はいないだろう。






まずは─、



人前で演奏しても恥ずかしくないレベルの、
確固とした演奏技術を、この先十年かけて身に付けること。



これが─、



まずは大前提であり、お客様のことを考えるなどというのは、
そういったプロレベルのテクニックを身に付け、



ひとまず─、



「 ピアニスト 」、「 エンジニア 」などと呼んでもらえる、
分際に立ってから考えればよいことである。






私も─、



お恥ずかしながら、
学生から社会人になりたての一時期、



まだ─、



自分のことだけに時間とお金を、
つぎ込んでいられた優雅だった頃に、



そこそこ熱心に ( もちろん趣味としてだが )、
ピアノに取り組んだことがあった。



その時、知り合ったピアノの先生というのが、
土台はクラシックではあるものの、



ジャズにも傾倒し、ニューヨークなどにも、
武者修行に出向かれた経験を持つ方で、



色々と興味深い話を聞くことが出来たのだが、
その先生がレッスンの中でこんなことを仰った。






若い頃は「 俺は、こんな風に表現してみたんだけど、分かったか?」と、
聴き手に詰め寄るくらいであってよい。
自分がやりたいようにやった自己表現の結果、
曲全体に、まとまりがなくなったとしても、それで結構!
全体のバランスから細部の表現に到るまで、
完璧なら、そもそも教えを乞う必要などない。



お客様のことを考えるなどと言うのは、
お前の技芸に金を払っても良いと言ってくれる、



奇特な人間が現れてから考えればよいことであり、



取り立てて芸もない人間が「 お客様のこと 」など考えたところで、
誰も、お前に金を払うどころか見向きもしやせん。




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