前回の記事は、こちら─、
『 二児の父親となったプログラマーが、たまには、いっぱしに父親みたいな講釈を垂れてみる!?』
そして─、
ぜひとも付け加えておきたいのは、
収益を上げる仕組みについてだ。
昨今のネットの発達により、収益を上げる仕組みは、
随分とお手軽なものになった。( もちろん良い意味で… )
従って─、
そう遠くない将来、子供や学生でも、いっぱしにビジネスなるものを、
やってのける人間は、この日本においても少なからず出て来るだろう。
日本においては依然「お金」の話というのは、
卑しいものとして、
あまり大っぴらに語るべきものではない ( ましてや小学校で!)、
という風潮が大勢を占めているようにも思うが、
収益を上げる能力も IT スキルの1つだ!
しかし─、
確かにあまり最初から、ビジネスだの、
市場のニーズだのといったことに意識を向け過ぎるのもよくない。
これからバイエルを始めようという初学者に対し、
「 聴衆のことをもっとよく考えて!」
などと指導するピアノ教師はいないだろう。
まずは─、
人前で演奏しても恥ずかしくないレベルの、
確固とした演奏技術を、この先十年かけて身に付けること。
これが─、
まずは大前提であり、お客様のことを考えるなどというのは、
そういったプロレベルのテクニックを身に付け、
ひとまず─、
「 ピアニスト 」、「 エンジニア 」などと呼んでもらえる、
分際に立ってから考えればよいことである。
私も─、
お恥ずかしながら、
学生から社会人になりたての一時期、
まだ─、
自分のことだけに時間とお金を、
つぎ込んでいられた優雅だった頃に、
そこそこ熱心に ( もちろん趣味としてだが )、
ピアノに取り組んだことがあった。
その時、知り合ったピアノの先生というのが、
土台はクラシックではあるものの、
ジャズにも傾倒し、ニューヨークなどにも、
武者修行に出向かれた経験を持つ方で、
色々と興味深い話を聞くことが出来たのだが、
その先生がレッスンの中でこんなことを仰った。
若い頃は「 俺は、こんな風に表現してみたんだけど、分かったか?」と、
聴き手に詰め寄るくらいであってよい。
自分がやりたいようにやった自己表現の結果、
曲全体に、まとまりがなくなったとしても、それで結構!
全体のバランスから細部の表現に到るまで、
完璧なら、そもそも教えを乞う必要などない。
お客様のことを考えるなどと言うのは、
お前の技芸に金を払っても良いと言ってくれる、
奇特な人間が現れてから考えればよいことであり、
取り立てて芸もない人間が「 お客様のこと 」など考えたところで、
誰も、お前に金を払うどころか見向きもしやせん。
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