「 あなたは難題が与えられた時、それを何とかしようと考える方ですか?」技術者のホンネは… | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。




あなたは難題が与えられた時、

それを何とかしようと考える方ですか?



それは、どういう意味でしょうか?



つまり─、



それを何とかしようとは考えない技術者がいるということですか?
私が知る限り、こと技術者というのは、



先天的に「 何とかしよう 」としか考えない人種であり、
そういう考え方の出来ない人間が、そもそも技術者になろうなどとは思いません。



しかし─、



あなたが言わんとしていることは分かります。



開発サイドが、企画サイドや営業サイドからの要望に対して、
「 ノー 」という返答を返す場合があるということでしょう?



それは確かにあります。



それは、どういう時ですか?



まず─、



それが「 解決可能である 」ということと、
「 いま最優先で取り組むべき課題である 」ということとの間には、



隔たりがある場合もあると言うことです。



私の経験上─、



開発現場に持ち込まれる課題や要望のほとんどは、
ほぼ「 解決可能 」です。



しかし─、



それには、コストと手間と時間と労力に糸目をつけなければ、
という条件が付いて回ります。



しかし─、



実際には、限られた時間と、限られた人手と、
限られた予算の中で、取り組んで行くわけですから、



そこには優先順位も付けなければなりませんし、
差し当っては「 保留 」の判断をしなければならない事案も出てきます。



まさか─、



金も時間もかけたくはないが、求める「 (大きな)結果 」だけは、
欲しいなどと仰るわけではないでしょう?



もっとも─、



「 オレなら出来るけど、お前は出来ないのかい?」



とでも仰るのなら、開発サイドとしても返す言葉はありませんが、
そのような無理難題を突き付けて来る人間の多くは、



大抵、技術の事も、それにかかるコストのことも、
全くもって分かってはいません。



彼らの多くは、目の前の自分の要求を押し通すことにしか、
意識が向いておらず、



それに付随して発生するコストや手間や時間や労力といった、
全体像に関しては「 己のうかがい知らぬこと 」なわけです。



そして─、



開発サイドからの、そういった "反発" に対しては「 発想が後ろ向き 」
などといった上から目線のレッテルを貼り付けます。



しかし─、



それを如何にして成すか?ということを理解せぬ者が、
何をするか?だけを決めるのは、



間違いのもとであることは、日の目を見るより明かです。



でも、その決定は誰が下すのですか?
技術者が勝手に判断するのですか?



その製品の開発における、技術的、経済的、
かつ時間的コストの全体像を把握し、



それらにおける優先順位を的確に判断し得る者(たち)が判断します。
少なくとも大きな発言力 ( ≒ 事実上の決定権 ) を持ちます。



決して─、




「 上 」が決定するのではありません。



でも、それで、その人(たち)には、
それだけの責任が取れるのですか?



その事案に関する技術的、経済的、かつ時間的コストについて、
判断するだけのスキルを持たぬ者が、



勝手な判断(だけ)を下し、それで責任がとれる、
と言うのなら、どうぞ、ご自由に。






もっとも─、



これは、しかるべき技術と開発実績を併せ持ち、
社内において、それだけのポジションと発言力を獲得して来た、



ベテランの技術者が、その上で発言して行けることであって、
新米技術者が、同様の発言を行っても、



説得力がないどころか、大目玉を食らうので、
腕に覚えのない技術者は、十分にご注意を。




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