前回の記事は、こちら─、
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑤ ~ 前面部分のタイトル文字に立体感を付ける 』
次に─、
パッケージの前面部分に、
ラインの装飾を一本、加えたいと思う。
GIMP でラインを描画するには、
以下の鉛筆ツールを使用する。

まずは、新規レイヤーを追加する。
これまでの文字入力においてもそうだったが、個々の要素ごとに、
レイヤーを分けておくと、後々、部分修正がしやすくなる。
文字入力の場合は、
自動的に新規レイヤーとして追加されたが、
今回のライン描画においては、
あらかじめ作成しておく必要がある。
レイヤーの新規作成は─、
レイヤービュー上で右クリックにより表示される、
サブメニュの「 新しいレイヤーの追加 」から行うことが出来る。

レイヤー名に、適当な名前を付け、幅、高さについては、
キャンパスサイズが、そのまま適応されるので、変更の必要はない。
「 レイヤーの塗りつぶし方法 」についても、
デフォルトの「 透明 」を選択しておく。

それでは、新規作成した、
レイヤー上に、ラインを描画して行こう。
冒頭でも述べたように、
GIMP でラインを描画するには鉛筆ツールを使用する。

描画の際のカラー指定やライン幅については、
以下の項目より設定できる。

今回は、次のような設定を用いている。
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これで─、
描画の準備た整った。レイヤービュー上で先ほど作成した、
新規レイヤを選択し、( ここでは「 ライン 」と名付けている )

描画するラインの開始位置を指定 ( クリック ) する。

この状態で、Shift キーを押しながらマウスカーソルを、
終点位置まで移動させ、再度、クリック。
この際─、
終点位置への移動は、通常のカーソル移動であり、
ドラッグではないことに注意が必要だ。

これで、ラインが描画される。

今回の、ラインの描画は─、
地味と言えば地味な装飾だが、このようなワンアクセントが、
仕上がりに大きな影響を及ぼすから侮れない。
( 次回へつづく... )
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑦ ~ タイトル文字を半透明にして反転させる 』