前回の記事は、こちら─、
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る④ ~ 前面部分のタイトル文字にグラデーションをかける 』
次に─、
前面部分のタイトル文字に立体感を付ける。
これは具体的にどういうことかと言うと、次のようなイメージだ。
■立体感を付けたタイトル文字

■立体感を付ける前のタイトル文字

わずかな違いだが、
立体感を付ける前のタイトル文字と比べると、
どことなく、パッケージに洗練さ (!?) が加わったように、
感じられるのではないだろうか?
実は、この加工、意外と簡単な方法で実現している。
まず、グラデーションをかけたタイトル文字と同じ位置に、
同じフォントとサイズのテキストレイヤーを、もう1つ追加する。

これが─、
タイトル文字に立体感を付ける役割を果たす、
テキストレイヤーとなる。
フォントカラーについては、
今回は、以下のような設定を用いている。
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そして、グラデーションをかけたタイトルレイヤーの、
背後に移動させる。
これは、レイヤービュー上の該当レイヤーをドラッグして、
移動させることで、表示順序を入れ替えることが出来る。

レイヤービュー上で、上位に配置しているレイヤーほど、
前面に表示される。

この状態で─、
移動ツールを選択し、立体感を付けるためのテキストレイヤーを、
右下に1ピクセルずつ移動させる。


マウスドラッグでレイヤーを1ピクセル移動させるというのは、
なかなか至難の業でもあるので、
こういう場合は─、
矢印キー ( ↑、↓、→、← ) を使用すると便利だ。
同様にして "Ameba" のタイトル文字列にも、
立体感を付ける。

( 次回へつづく... )
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑥ ~ 前面部分にラインを描画 』