前回の記事は、こちら─、
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る③ ~ 前面部分にタイトル文字を配置 』
前回の記事で、前面部分への商品タイトルや、
キャッチコピー等の文字入力を行ったわけだが、
もちろん─、
これでも悪いわけではないのだが、せっかくなので、
もう少し装飾を加えてみたいと思う。
そこで、以下のように、タイトル文字にグラデーションを、
かけてみることにする。
GIMP でグラデーションを施すには、以下のブレンドツールを使用する。
尚─、
グラデーションをかける際には、あらかじめ編集画面を拡大表示し、
グリッドを表示した状態にしておくと作業がしやすい。
編集画面の拡大表示は、以下の選択ボックスより設定できる。
グリッドの表示は「 表示 」メニュの「 グリッドの表示 」より、指定が可能だ。
また─、
初初期設定では、グリッドの表示幅は 10×10 ピクセルに設定されている。
これを変更するには「 画像 」メニュの「 グリッドの設定 」より、
グリッドの調整ダイアログを表示し、
間隔の幅、高さを、いずれも 1 ピクセルに設定する。
【 800% に拡大表示し 1×1 ピクセル幅のグリッドを表示した状態の編集画面 】
それでは─、
まず、グラデーションをかける範囲を設定しよう。
"ReaderManager" のタイトル文字列から行ってみる。
以下のように、レイヤービューで該当レイヤーを選択し、
「 レイヤー 」メニュの「 レイヤーの自動切り抜き 」を実行する。
すると、レイヤーの枠が、文字列にピッタリのサイズに切り抜かれる。
この状態で─、
「 レイヤー 」メニュ の「 透明部分 」→「 不透明部分を選択範囲に 」
を実行すると、
以下のように、文字列の形に合わせて選択範囲が設定される。
ここで、ブレンドツールを使用する。
グラデーションカラーについては、
以下の項目より設定できる。
今回の例では、以下のような設定を用いている。
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こうして─、
グラデーションをかける、レイヤー上の開始位置から、
終端位置へとマウスをドラッグすると…、
以下のように、文字列の部分 ( 不透明部分 ) だけに、グラデーションが施される。
同様の手順で "Ameba" のタイトル文字列にも、グラデーションをかける。
( 次回へつづく... )
『 床に反射したようなパッケージ画像を作る⑤ ~ 前面部分のタイトル文字に立体感を付ける 』