前回の記事は、こちら─、
『「 聞いたことがある 」─ 博学無能!』
今日─、
これだけ巨大化し、専門化された、
コンピュータや IT の世界において、
よく映画に出てくるような、
コンピュータのことなら何でもござれといった、
都合の良い、助っ人ハッカーのような存在を、
少なくとも、私は見たことはない。
一人の技術者が、その全貌をカバーする、
などということは、もはや現実的な話ではないのだ。
しかし─、
多少、聞きかじった程度の内容であっても、
それを、より詳しいかのように語れる人間もいれば、
実際には、かなり詳しいにもかかわらず、
言葉足らずで、
場合によっては、周囲から、
誤解されてしまうような人間もいる。
もちろん─、
それ自体を、どうこう言うつもりはない。
得てして知らない話題であっても、
それを、詳しいかのように、
ハッタリを利かせることも、
仕事やビジネスの場面においては、
必要なこともある。
しかし─、
そのような、
ハッタリに成功したとしても、
実際には─、
詳しいわけではないという事実に、
変わりはない。
そして─、
懸念されるのは…、
( 次回へつづく... )
『 営業部がつい騙される開発部の、こんな奴!』