前回の記事は、こちら─、
『 優秀な探偵と、そうでない探偵との分かれ目は? 』
多少なりとも、
企業で開発の仕事をしてきた経験から言うと、
しかるべき技術や専門スキルを持った人間と、
そうでない人間との間には、
当然─、
質問のレベルに大きな差が見られる。
通常、営業からの質問において、
ケーキの焼き方を問われるというのならいざ知らず…、
曲がりなりにも、
開発の仕事をしている人間であれば、
会社の日常業務の中で生じてくる、
一連の技術的質問で、
まったく─、
見たことも、聞いたこともないような話が、
そう頻繁に出てくることは、まず有り得ない。
しかし─、
聞いたことがあるということと、
それについて詳しいということとの間には、
大きな隔たりがあるということも、
また事実である。
( 次回へつづく... )
『 言葉足らずの熟練者 vs 雄弁な未熟者 』