前回の記事は、こちら─、
『 武蔵の剣を習得するには武蔵になるしかないのだ 』
私が、これまで勤めてきた会社は、
せいぜい社員 50 ~ 100 名以内くらいの、
中小に位置づけられる、ソフト会社なのだが、
そのような会社の場合、
たいてい、一人、ないし、二人ほどの、
周囲よりも頭一つ、二つ抜きん出た、
スーパープログラマが存在する。
そして─、
彼らが、会社の主力商品の根幹部分を築き上げ、
その他の凡庸プログラマが、その土台の上で、
それぞれの担当分野を受け持つというのが常だ。
この規模の会社では、私が経験してきた限りでは、
全員、日々の業務を、こなすのに手いっぱいで、
定期的に勉強会や技術研修などを、行うゆとりはない。
従って─、
スーパープログラマと、その他の凡庸プログラマとの、
距離や位置関係が、
縮まったり、逆転したりするなどということは、
あまり考えにくい。
もっとも─、
己のスキルアップなどというものは、
本来は会社の研修などに頼るのではなく、
自ら ( 密かに!?) 取り組んで行くべき、
ものではあるのだが…。
( 次回へつづく... )
『 ノアが方舟を造ったのは、いつか知ってる? 』